集英社文庫<br> 黙殺―報じられない“無頼系独立候補”たちの戦い

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集英社文庫
黙殺―報じられない“無頼系独立候補”たちの戦い

  • 畠山 理仁【著】
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  • 集英社(2019/11発売)
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  • サイズ 文庫判/ページ数 376p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784087440492
  • NDC分類 314.85
  • Cコード C0195

出版社内容情報

落選また落選! 供託金没収! それでもくじけずに再挑戦!
選挙の魔力に取り憑かれた泡沫候補(=無頼系独立候補)たちの「独自の戦い」を追い続けた20年間の記録。
候補者全員にドラマがある。各々が熱い思いで工夫をこらし、独自の選挙を戦っている。
何度選挙に敗れても、また新たな戦いに挑む底抜けに明るい候補者たち。
そんな彼・彼女らの人生を追いかけた記録である。

2017年 第15回 開高健ノンフィクション賞受賞作

【目次】
第一章/今、日本で最も有名な「無頼系独立候補」、スマイル党総裁・マック赤坂への10年に及ぶ密着取材報告。
第二章/公職選挙法の問題、大手メディアの姿勢など、〝平等"な選挙が行なわれない理由と、それに対して著者が実践したアイデアとは。
第三章/2016年東京都知事選挙における「主要3候補以外の18候補」の戦いをレポート。

【選考委員、大絶賛! 】
キワモノ扱いされる「無頼系独立候補」たちの、何と個性的で、ひたむきで、そして人間的なことか。――姜尚中氏(政治学者)
民主主義とメディアについて、今までとは別の観点で考えさせられる。何より、作品として実に面白い。――田中優子氏(法政大学総長)
ただただ、人であることの愛おしさと愚かさを描いた人間讃歌である。――藤沢 周氏(作家・法政大学教授)
著者の差し出した時代を映す「鏡」に、思わず身が引き締まる。――茂木健一郎氏(脳科学者)
日本の選挙報道が、まったくフェアではないことは同感。変えるべきとの意見も賛成。――森 達也氏(映画監督・作家)
(選評より・五十音順)

【著者プロフィール】
畠山 理仁(はたけやま みちよし)
1973年、愛知県生まれ。早稲田大学第一文学部在学中の1993年より雑誌を中心に取材・執筆活動を開始。関心テーマは政治家と選挙。著書に『記者会見ゲリラ戦記』(扶桑社新書)、『領土問題、私はこう考える! 』(集英社)。取材・構成として『日本インディーズ候補列伝』(大川豊著、扶桑社)、『10分後にうんこが出ます』(中西敦士著、新潮社)、『新しい日米外交を切り拓く』(猿田佐世著、集英社)なども担当。

内容説明

無頼系独立候補―著者はメディアに取り上げられないまま選挙に敗れた候補たちをこう呼んだ。選挙は、候補者全員にドラマがある。各々が熱い思いで工夫をこらし、独自の戦いをしている。何度敗れても、また新たな選挙に挑む底抜けに明るい候補者たち。単行本刊行後のマック赤坂やN国・立花孝志を追ったあとがきも追加。皆さんの政治観を大きく覆す第15回開高健ノンフィクション賞受賞作。

目次

第1章 マック赤坂という男(踊り続ける男;「おれは変えたいんだよ、この国を」;ビジネスの成功者は下ネタが好き ほか)
第2章 選挙報道を楽しく変えてみた(選挙を楽しめない日本人;「泡沫候補」と呼ばれて;新聞が決めていた「泡沫候補」の基準 ほか)
第3章 東京都知事候補21人組手(5年半で4回の都知事選;政策論争なき選挙;小池百合子は最初に手を挙げていない ほか)

著者等紹介

畠山理仁[ハタケヤマミチヨシ]
1973年、愛知県生まれ。早稲田大学第一文学部在学中の1993年より雑誌を中心に取材・執筆活動を開始。関心テーマは政治家と選挙(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

rico

86
安くはない供託金を払い、当選確率ほぼゼロの選挙に立候補する「無頼系候補」たち。正規の手続きを経て立候補していおり、公約も結構まともだったりする(ぶっとんでるのもあるが)。なのに彼らは完全に無視される。彼らの選挙活動を追いかける中で見えてくるのは、既得権の強さと個人の意思を政治に伝える回路がほとんどないこと。私たちが知っている選挙は「選挙」のごく一部なんだと思い知らされる。とは言え、前回の「無頼系候補」が今回は「主要候補」の一角に名を連ねたりする。SNSが席捲する時代。これは変化の兆しかもしれない。2020/07/03

こばまり

65
泡沫候補のエキセントリックな言動を笑うつもりでいたら、読了後に抱いたのは尊敬の念だった。これまでノホホンと享受してきた民主主義についても考えさせられた。著者もまた無所属というスタンスとお人柄故に結実した好著。2019/12/25

GAKU

50
途中からざっと斜め読み。マック赤坂の事が大半。2019/12/03

てつ

47
面白く読んだ。際物、に近い人物が続々と出てくる。だが本人は大真面目。そしてきちんと政治や国民のことを考えている。そうではなさそうな人もいるが。2019/12/01

hatayan

38
当落の可能性を度外視して注目を集める選挙に出馬、無茶苦茶な主張を行ういわゆる「泡沫候補」に密着。2014年及び16年の都知事選を舞台に、マック赤坂、家入一真氏などが登場します。 聴衆を振り向かせるためにあえてパフォーマンス。立候補はゴールではなくより良き社会を作るための出発点。政治に無関心な多数派が、形はどうあれ自らの主張を世に問おうとする彼らをなぜ嗤えようか。候補者の悲喜こもごもが描かれるなかで、著者が読者に匕首を突きつけるように問う場面は圧巻でした。 民主主義と政治参加について自省を迫る一冊です。2019/11/25

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