出版社内容情報
末國 善己 スエクニ ヨシミ ドウモン フユジ シブサワ エイイチ 第一国立銀行 みずほ銀行 東京商工会議所 新一万円札 2021 深谷 JR東日本 日本鉄道 秩父鉄道 京阪電気鉄道 日本郵船 東京ガス 東京証券取引所 王子製紙 日本製紙 東洋紡 東京海上日動
内容説明
「日本資本主義の父」、渋沢栄一。武蔵国血洗島村の農家に生まれた栄一は、幕末には過激な尊王攘夷青年となっていた。平岡円四郎との出会いが彼の運命を変える。一橋慶喜の家臣となり、その本質を捉えたぶれない判断力と交渉力でめきめきと頭角を現していく。パリで学び帰国した後は士魂商才を掲げ、「論語とソロバン」の精神で五百を超える事業に関わる。現代に通じる経済の礎となった男の生涯。
著者等紹介
童門冬二[ドウモンフユジ]
1927年10月東京生まれ。44年海軍土浦航空隊に入隊するが翌年終戦。戦後は、東京都庁に勤務。知事秘書、政策室長などを歴任。退庁後は歴史小説やエッセイを執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Aya Murakami
122
ナツイチ2020 帯情報によると来年の大河ドラマの主人公だそうです。さて、キャスティングは誰になるのかこれから調べてみなくては…! 攘夷に関わったと思うと幕臣になり、そのあとは新政府のお役人になり…。能力のある人はひっぱりだこです。このくらい人を動かせる能力がない限り実業家になろうとは思わない方がいいかもしれません。 フランスにも渡り、地方の実力者と1本勝負で力を貸してもらうように頼んだり…。グローバルとローカルを合わせたグローカルの先取りの人物にも思えます。2020/11/08
ぼっちゃん
36
大河ドラマの主人公になったので色々な人が書かれた渋沢栄一の小説が並んでいましたが、「小説 上杉鷹山」が良かったので、童門冬二さんの作品にしました。現在も残る多くの企業を設立されたしか知らなかったが、一橋慶喜の家臣でもあったのですね。幕末はちょうどパリ留学中で暗殺とかにあわず本当に良かったのではないだろうか。2021/05/28
ドリル
23
★★2021/04/06
RASCAL
23
歴史好きを自認していながら、実は渋沢栄一の前半生ってあまり知らなかったんですよね。大河ドラマの予習になりました。2021/03/31
大喜多さん
20
大河ドラマが終わるまでに、渋沢栄一の本を1冊は読もうと購入。ドラマの内容と同じで(家族は描いていません)、復習になりました。名前は知っていたものの、幕末から明治にこれだけ活躍していたとは知りませんでした。彼を見いだした一橋家の平岡は暗殺されましたが、渋沢栄一はヨーロッパに行っていたから助かったという視点は驚きです。2021/12/16