集英社文庫<br> ききりんご紀行

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集英社文庫
ききりんご紀行

  • 谷村 志穂【著】
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  • サイズ 文庫判/ページ数 200p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784087440270
  • NDC分類 625.21
  • Cコード C0195

出版社内容情報

タニムラ シホ キキリンゴ キコウ 利き

内容説明

北大農学部出身の恋愛小説家が、約30種のりんごを食べ比べ!文系理系の両視点から、りんごの魅力を綴りました。身近な果物でありながら、意外と知られていない、りんごの品種や栽培方法。サンふじと有袋ふじの違いって?りんごの“お父さん”“お母さん”とは?蜜に秘密が?物語に登場するりんごから、ジャムやジュース、思い出のあの味まで。奥深いりんごの世界を、一緒に旅してみませんか。

目次

十月十日、紅玉収穫 アップルパイのお皿を準備する
ラクストンズ・フォーチュン すり下ろし、淡雪のよう
九月のりんご あかねやつがるを早生種と呼ぶ
サンふじと有袋ふじ りんごの見かけの問題
「品種更新」という生まれ変わり方 国光は、したたかに生きていた
「紅の夢」 ウエストのケーキになる
赤面の至り トキのお父さんとお母さん
ぶんぶんぶんマメコバチ りんご園の小さな働き手
王林には蜜はない 蜜はストレスでできる
冬恋をかじりつつジョニー・アップルシードをひもとく〔ほか〕

著者等紹介

谷村志穂[タニムラシホ]
1962年札幌市生まれ。北海道大学農学部で応用動物学を専攻。90年『結婚しないかもしれない症候群』がベストセラーに。以後、小説・紀行・エッセイと多方面で活躍。2003年『海猫』で島清恋愛文学賞受賞。17年『ききりんご紀行』で青森りんご勲章を受章。北海道観光大使、七飯町観光大使、はこだて観光大使を兼任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

菜穂子

57
専門家では無い作家さん(農学部卒ではある)が一冊の本が書けるほど、奥が深いりんごの話でした。サンふじとふじの違い。葉とらずがどうして美味しいのか。私たちの口に入るまでの、りんご栽培農家さんの努力を垣間見る事ができました。次女の小学校卒業の時の夢は大きくなったらりんご農家になる事だった。本人覚えてないかもしれないけどね。2022/03/11

tenori

49
りんごが好きすぎる作家・谷村志穂さんのりんごエッセイ。ふじは藤崎町のふじ、ときは土岐さんのとき、蜜はストレスによって生まれ甘さとは無関係、新品種はすべて接ぎ木によって作られるなどなど。りんごの蘊蓄が盛りだくさん。もともと理系の著者とは言え、食べることメインで、りんご栽培の歴史やテクニカルな部分については当然素人。驚きと発見を面白おかしく、また率直に綴っていることで、りんごへの興味と食欲を文章でかきたててくれる甘酸っぱさ溢れるジューシーな一冊。2022/01/01

さっと

13
レビュアー大賞の参加賞クーポンを消費すべく電子書籍でサクッと読めそうな「紀行 文庫」で検索してたら見つけた一冊。事前に聞いた収穫日が近づきまだかまだかとりんごを待ちわびる冒頭からもっていかれた。私はとくべつりんご好きでもなく、アップルパイやジャムのような煮詰めたやつはむしろ苦手だ。それでも梱包を解いたときの柑橘系とはまた違ったあの香り、果たして私の好きな食感・甘さなのか気になる一口目。おやつ代わりに丸かじりしたとき、風邪のとき、親戚が集まったときの味。りんごの記憶は意外と多い。ごちそうさまでした。2023/04/08

さんつきくん

12
谷村志穂さんが描く林檎にまつわるエッセイ集。著者が青森の新聞社から依頼を受けて、書いたのがはじまり。谷村志穂さんが描く林檎は気品に溢れ、品種や林檎の歴史、雑学が学べ、読んでいると思わず食べたくなる。小説を読んでいるような、読む楽しさを味わえる不思議な一冊はさすが谷村志穂さん。栽培する時に袋をかけると見かけは良いが、袋なしの方が、その分、陽を浴びておいしく育つとか。農家の方々や研究者の方々の知恵が絞られ、できた林檎たち。2019/11/24

7
「ききりんご」という題名だったので、品種別にどのような味がして、フォルムで…というのが如実に記述されているのかと思ったが、エッセイでした。はやとちり。大学の授業で習ったことが多かったが、確かに私も最初知った時は初めて知ったような、例えばふじの親品種は何か、とかふじが世を席巻する前はどのような品種があったか、とか、苹果と林檎の違いとか…。読むとりんごが食べたくなります。いや、りんごが食べたいからこの本を読んだのかもしれない。2021/05/05

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