集英社文庫<br> 本人に訊く〈1〉よろしく懐旧篇

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集英社文庫
本人に訊く〈1〉よろしく懐旧篇

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  • サイズ 文庫判/ページ数 382p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784087440126
  • NDC分類 910.268
  • Cコード C0195

出版社内容情報

著者シーナの創作の裏事情を、書評家メグロが的確に、ねちっこく検証する面白すぎる対談集。デビュー作から78作目までを収録する。

内容説明

デビュー作『さらば国分寺書店のオババ』から、青春小説の金字塔『哀愁の町に霧が降るのだ』、SF小説の傑作『アド・バード』『武装島田倉庫』など、94年までに発表した78作品の創作の裏事情に、盟友の文芸評論家・目黒考二がスルドク切り込むおもしろすぎる対談集。コワモテ高校生時代、敏腕商業誌編集長時代に書いた小説や秘蔵写真など、おまけ収録も盛り沢山。椎名誠全著作検証シリーズ第1弾。

目次

1 ガリ版書乱時代(さらば国分寺書店のオババ;わしらは怪しい探険隊;気分はだぼだぼソース ほか)
2 活字大逆上時代(風にころがる映画もあった;シークがきた;インドでわしも考えた ほか)
3 波頭怒涛之空電時代(土星を見るひと;白い手;ホネのような話 ほか)

著者等紹介

椎名誠[シイナマコト]
1944年6月東京都生まれ。東京写真大学中退。世界の辺境地区への旅をライフワークにしている。79年、エッセイ『さらば国分寺書店のオババ』でデビュー。88年『犬の系譜』で第10回吉川英治文学新人賞、90年『アド・バード』で第11回日本SF大賞受賞

目黒考二[メグロコウジ]
1946年東京都生まれ。明治大学卒業。76年、椎名誠氏らと雑誌「本の雑誌」を創刊。2000年12月まで発行人をつとめる。ミステリー評論家・北上次郎、競馬評論家・藤代三郎として活躍。1984年、『冒険小説の時代』で日本冒険小説協会賞最優秀評論大賞受賞。94年、『冒険小説論 近代ヒーロー像100年の変遷』で日本推理作家協会賞評論その他の部門受賞。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ばんだねいっぺい

26
 椎名・目黒コンビが、時系列に椎名作品を語る。読んでる本もありゃ、ない本もあって、予習・復習もできる最良のブックガイド。これだけ、書く椎名さんも凄いが、それを読み、正直に批評する目黒さんも凄い。2020/03/15

アナクマ

24
目黒考二が問いただす、椎名誠の作品解説・ファンブックその壱。94年までの78(77?)作品を取り調べ。特別収録6篇(旧アドバード!)や写真資料が嬉しい。◉「青春を人質に取られた」状態なので、懐古的に昔をふりかえるだけの本だったら逆に嫌だなと躊躇したのですが、相変わらずのいい加減/愛ある追求・分析のコンビと若干の作品論にひと安心。◉むかし「椎名誠は酋長である」と喝破した人がいたが、このエネルギッシュな男はこうして仲間に囲まれ賑やかなままに退場するのだろう。2019/08/30

ツバメマン★こち亀読破中

20
椎名誠の初〜中期の作品について、目黒考二が時系列に椎名本人にその背景を尋問していく(笑)この辺の作品は殆ど読んだけど、内容を覚えていないものも多い。でも書いた本人も覚えていないようだからしょうがないか。因みに僕が椎名作品を初めて読んだのは「フグと低気圧」文庫版で、新刊で買ったから1989年のこと…(ここで感慨にふけるツバメマン)。途中挟み込まれる同人誌に書かれた「アド・バード」「白い手」の元になった作品や、岳自身による「岳物語」への思いなども良かった!2022/01/10

ドナルド@灯れ松明の火

18
椎名さんの過去の作品を漏らさず、本の雑誌社初期メンバーの目黒さんが書評をしていく。いやー懐かしい。読んでなかった作品も出てきて興味津々。それにしても改めて多量の作品にびっくりする。 お薦め2020/11/20

時代

15
椎名さんの発刊した書籍を時系列的に全て評していく企画。目黒と椎名の当事者二人が邂逅するのだが、そりゃまぁ覚えてない事の方が多いよな。目黒さんの評価が辛辣で椎名さんもたじたじなところが微笑ましい。ずっと昔だがほとんど読んだ本なので、その当時の自分の事を思い出しながら読んだ。ほんとに懐かしい◎◎2019/08/29

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