出版社内容情報
私、氣づいちゃいました。
陰謀論の世界に閉じ込めておけば、
彼は永遠に私だけのものだって――。
ノンストップ狂愛サスペンス!
再会した憧れの先輩は、陰謀論者になっていた。
すっかり腫れ物扱いされる姿を見て、たとえ世界中を敵に回しても、自分だけは彼を愛そうと誓う小町だったが……(表題作)。
結婚の話がないまま交際八年。
マッチングアプリで「保険の男」を探しつつも、月子は未だ彼との結婚を諦められずにいて……(「転ばぬ先の獣道」)。
その先が地獄だと知りながら、それでも手放せない恋がある。
文庫書き下ろしを含む全6篇。
【著者プロフィール】
斜線堂有紀(しゃせんどう・ゆうき)
1993年秋田県生まれ。2016年『キネマ探偵カレイドミステリー』で第23回電撃小説大賞〈メディアワークス文庫賞〉を受賞しデビュー。24年『星が人を愛すことなかれ』で第4回本屋が選ぶ大人の恋愛小説大賞を受賞。その他の著書に『コールミー・バイ・ノーネーム』『恋に至る病』『楽園とは探偵の不在なり』『愛じゃないならこれは何』『回樹』『本の背骨が最後に残る』など。
【目次】
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
よっち
19
幸せになりたかったのに上手くいかない6つの地獄の恋路を描いた恋愛小説集。陰謀論にはまり周囲から敬遠された大学時代に好きだった人との再会。人気者がなかなか結婚できない相手に覚える不安、地下アイドルグループのメンバーがピークを迎えた頃に作った彼氏、ホストと結婚するために風俗で働いてまで生き別れの弁護士の姉と張り合う女の結末。自分の病気で同棲相手が陰謀論に染まる絶望。文庫版書き下ろしエピソードも良かったですが、上手くやったはずなのに些細なきっかけから歯車が狂っていく一筋縄ではいかないそれぞれの恋が印象的でした。2026/06/19
dokusho_st
2
さすが斜線堂有紀先生。 こういう狂った話を待っていました。 濃密な恋愛小説、かつこのような話は斜線堂有紀先生しか書けないと思っています。 らしいと言えばらしいですし、やっぱり期待を裏切らないですね。2026/06/23
なかもと
0
ハードカバーで買ってたけど、すごい好きだったのと、書き下ろしも読みたすぎて文庫版も購入。文庫版も買って大正解だったし、書き下ろし以外も再読でもやっぱり面白かった✨単純に結末がすごい!とかじゃなく、キャラクターもストーリーも文章も魅力的だから、何回読んでも楽しいのかなと🤔2026/06/21




