集英社シリーズ・コモン<br> ヤバい統計―政府、政治家、世論はなぜ数字に騙されるのか

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集英社シリーズ・コモン
ヤバい統計―政府、政治家、世論はなぜ数字に騙されるのか

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  • サイズ 46判/ページ数 368p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784087370034
  • NDC分類 350.1
  • Cコード C0033

出版社内容情報

【絶賛!】
政策はAI(人工知能)では作れないことを、徹底的にわからせてくれる。
――藻谷浩介氏(『里山資本主義』)

その数字は、つくり笑いかもしれないし、ウソ泣きかもしれない。
データの表面を信じてはいけない。その隠された素顔を知るための一冊!
――泉房穂氏(前・兵庫県明石市長)

【データの“罠”が国家戦略を迷走させる!? ビッグデータ時代の必読書!】

「データ」や「エビデンス」に基づいてさえいれば、その政策や意思決定は正しく、信用できると言えるのか?

私たちは政府統計を信頼しきっているが、その調査の過程やデータが生み出されるまでの裏側を覗けば、あまりにも人間臭いドタバタ劇が繰り広げられていて驚くはずだ。本書は英国国家統計局にも関わり、政府統計の世界を知りつくす著者が、ユーモア溢れる筆致でその舞台裏を紹介した一冊である。

扱われるのは、英国の移民政策、人口、教育、犯罪数、失業者数から飲酒量まで、実に多彩な事例。それぞれの分野で「ヤバい統計」が混乱をもたらした一部始終が解説される。いずれも、日本でも同じことが起こっているのではないかと思うような話ばかりだ。

現在、この国では「根拠(エビデンス)に基づいた政策決定(EBPM)」が流行り言葉のようになっている。人工知能の発達も急速に進みつつあり、アルゴリズムに意思決定や判断を任せようとの動きも見られる。「無意識データ民主主義」といった言葉も脚光を浴びつつある。しかし本書を読めば、数字やデータだけを頼りに物事を決めることの危うさが理解できるはずだ。

数学や統計学の予備知識はいっさい不要。楽しみながらデータリテラシーが身に着く、いま注目の集英社シリーズ・コモン第3弾!

【目次】
第一章 人々
第二章 質問する
第三章 概念
第四章 変化
第五章 データなし
第六章 モデル
第七章 不確かさ

【著者略歴】
ジョージナ・スタージ
統計学者(英国議会・下院図書館所属)。専門は公共政策の計量的分析。英国国家統計局の人口・移民統計に関する専門家諮問グループの一員。国会議員のために調査を行い、統計の利用法や背景情報を解説する上級統計学者。オックスフォード大学移民観測所の顧問も務める。2011年、オックスフォード大学卒業(英文学)。2013年、マーストリヒト大学修士課程修了(公共政策及び人間開発)。

尼丁 千津子(あまちょう ちづこ)
英語翻訳者。神戸大学理学部数学科卒業。主な訳書に『人工知能時代に生き残る会社は、ここが違う!』『「ユーザーフレンドリー」全史』『馬のこころ』『マッキンゼー CEOエクセレンス』『限られた時間を超える方法』など。

内容説明

「データ」や「エビデンス」に基づいてさえいれば、その政策や意思決定は正しく、信用できると言えるのか?私たちは公式統計を信頼しきっているが、調査の過程やデータが生み出されるまでの裏側を覗けば、あまりにも人間臭いドタバタ劇が繰り広げられていて、驚くはずだ。イギリス国家統計局にも関わり、政府統計の世界を知りつくす著者が、ユーモアあふれる筆致でその舞台裏をご案内。数学や統計学の知識は一切不要の、革新的入門書!

目次

第1章 人々
第2章 質問する
第3章 概念
第4章 変化
第5章 データなし
第6章 モデル
第7章 不確かさ

著者等紹介

スタージ,ジョージナ[スタージ,ジョージナ] [Sturge,Georgina]
統計学者。統計学者(英国議会・下院図書館所属)。専門は公共政策の計量的分析。英国国家統計局の人口・移民統計に関する専門家諮問グループの一員。国会議員のために調査を行い、統計の利用法や背景情報を解説する上級統計学者。オックスフォード大学移民観測所の顧問も務める。2011年、オックスフォード大学卒業(英文学)。2013年、マーストリヒト大学修士課程修了(公共政策及び人間開発)

尼丁千津子[アマチョウチズコ]
英語翻訳者。神戸大学理学部数学科卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Apple

29
数字で示されたデータは信頼できる根拠のように思え,それを元に行われた政策には間違いがないように錯覚したくなります。しかし,データというものは集め方によって容易に結果が変わってしまい,集める人の意図なども反映されてしまう,という事実を分かりやすく説明した本だと思いました。扱う人間の問題であるということが強調されているのかなと思いました。統計学の遺伝子には政治が組み込まれている,という表現にも納得がいきました。統計データを批判的に見て,疑問に思われたことは明らかにしていくという姿勢の重要性を知りました。2024/06/17

Mark

26
数値で表されたものは客観的と思われがちだが、それらがどのように測られ、どのように加工・フィルタリングされ、そしてどんな用途に使われているのかを知らずに信じるのは危険極まりない。特に、政治屋や、メディアがもっともらしい数字を出してくるときには、疑ってかかるべきだ。本書では、なんとも間抜けな英国の事例が紹介されていて、呆れるが、他人ごとではない。メディアの垂れ流す情報は、先ず"BAD DATA"だと疑って見ることだ。数式を使わないという本書だが、読者は皆数式嫌いなのだろうか?却ってわかりにくいと思うのだが・・2024/07/03

くさてる

19
統計学についての話だけど、数字式やグラフは出てこない。代わりにあるのは、たくさんの具体的な事例を通じて、信用に値するデータを収集する難しさと、間違ったデータによって引き起こされる問題についての解説。最初から最後までイギリスの話なので、分かりにくい部分もあるけれど、全体的には読みやすく面白かったです。データだいじ。2024/09/15

乱読家 護る会支持!

5
「全ての事象は測ることができる、数値化することができる」という前提に立って、政策などの意思決定の為に統計データによるエビデンスを求めることは、民主主義社会では当たり前のようになっています。 しかし、それは我々人間の思い込みに過ぎないかもしれません。 統計データだから、いつも正しいというわけではない。 国民は、為政者は、時に統計データに騙される。 理解しづらい統計の本で、図表も無く、そして翻訳本なので日本語にすると読みづらく、、、、あまりオススメいたしません。2024/10/31

青雲空

4
経済学は過去20年でもっとも役立たずの学問だった。 2024/10/03

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