出版社内容情報
日本屈指のライブハウス「ロフト」創業者が、千葉県鴨川市にある入居費6000万円の超高級老人ホームに入居した。
海が見える高層階に住み、館内は食堂、バー、図書館、露天風呂、ジム、カラオケ、ビリヤードなど高級ホテル並みの豪華施設が揃っているうえ、スタッフも親切で、提携する病院によるサポートも完璧、全く不満のない老後を送るはずだったのだが-─。
わずか2年でそこを去ることになった著者が、富裕層の住人の知られざる実態と共に、自らの入居から退去までの?末を面白おかしく、そして哀しく綴る体験記。
◆目次◆
第1章 「やすらぎの郷」を求めて
第2章 ここは天国か?
第3章 海と孤独と自由と
第4章 そして、ホームを出る
◆著者略歴◆
平野 悠(ひらの ゆう)
1944年東京生まれ。ライブハウス「ロフト」創業者。71年ジャズ喫茶の烏山ロフト以降、下北沢や新宿などにロック・フォーク系ライブハウスを次々オープン。84年から海外バックパッカー生活の末、ドミニカ共和国にて市民権を獲得。92年に帰国。95年に初のトークライブハウス「ロフトプラスワン」をはじめ、ネイキッドロフト、阿佐ヶ谷ロフトAなどをオープン。著書に『1976年の新宿ロフト』ほか。
【目次】
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
柊子
6
「ドキュメント72時間」でも取り上げていた、あのホームかな。全国にあるけど、これは千葉の鴨川。結論から言うと、著者のような性格の人、賑やかさが好きな人に、高級老人ホームは向かない。グループホームのほうが合うかも。ここは図書室、温泉、露天風呂、フィットネス、体育館、美容室、和洋中のレストラン、隣に病院まで併設されている。自室で自炊もオッケーだ。今は家族がいるけれど、もし、一人になって、超資産家だったら、こういう「終の住処」もアリかも。ちなみに「海が見えるホーム」ではなく、「山に抱かれたホーム」の方がいいな。2026/07/22
猫の惑星
1
高層階から海を望む絶景や至れり尽くせりのサービスも、孤独や世事からの隔絶感を払拭できなかったとの結論。著者ほどの人脈や行動力を以てしてもそれは変わらないらしい。やはり高齢者施設は介護や支援が不可避になってから利用すべきなのか。今後のシェアハウス計画にも注目してみたい。2026/07/20




