集英社新書<br> 戦国日本VSヨーロッパ―グローバルヒストリーで読み解く信長・秀吉・家康の対外戦略

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集英社新書
戦国日本VSヨーロッパ―グローバルヒストリーで読み解く信長・秀吉・家康の対外戦略

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  • サイズ 新書判/ページ数 272p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784087214116
  • NDC分類 210.47
  • Cコード C0221

出版社内容情報

戦国時代の日本は、世界史の最前線だった!
天下統一戦の裏側で繰り広げられた各国の激しい覇権争い。
三英傑はいかに戦ったのか。

【内容紹介】
今、世界各地で「日本の戦国時代」に関する新発見が相次いでいる。
実は十六世紀の大航海時代、世界と日本は深く結びつき、歴史の大変動が起きていた。
とくに注目されているのが、日本にやってきたキリスト教の宣教師たちの機密文書。
彼らの背後には超大国スペインがいた。水面下でうごめく「アジア征服計画」とは――。

国内外で激しい駆け引きを繰り広げた信長・秀吉・家康は、未曾有の危機といかに戦ったのか。
最新研究を踏まえ、地球規模で歴史を俯瞰するグローバルヒストリーの視点から激動の時代を描き出す。

【著者プロフィール】
1972年生まれ。早稲田大学政治経済学部、東京大学文学部卒業後、NHK入局。
これまでに「歴史探偵」「大追跡グローバルヒストリー」「NHKスペシャル」などの番組を担当。
著書に『盗まれた最高機密』『インテリジェンス1941』。担当番組の書籍化に『新・幕末史』『新・古代史』がある。


【目次】

内容説明

今、世界各地で「日本の戦国時代」に関する新発見が相次いでいる。実は十六世紀の大航海時代、世界と日本は深く結びつき、歴史の大変動が起きていた。とくに注目されているのが、日本にやってきたキリスト教の宣教師たちの機密文書。彼らの背後には超大国スペインがいた。水面下でうごめく「アジア征服計画」とは―。国内外で激しい駆け引きを繰り広げた信長・秀吉・家康は、未曽有の危機といかに戦ったのか。最新研究を踏まえ、地球規模で歴史を俯瞰するグローバルヒストリーの視点から激動の時代を描き出す。

目次

第一章 宣教師と信長の出会い
第二章 長篠合戦のグローバル戦略
第三章 戦国日本の軍事革命とアジア征服計画
第四章 秀吉の天下統一とイエズス会の野望
第五章 秀吉vs.フェリペ二世
第六章 関ヶ原の戦いとオランダの企み
第七章 ジャパン・シルバー争奪戦
第八章 徳川・オランダvs.豊臣・スペイン
第九章 世界史を動かした戦国日本

著者等紹介

山崎啓明[ヤマザキケイメイ]
1972年生まれ。早稲田大学政治経済学部、東京大学文学部卒業後、NHK入局。これまでに「歴史探偵」「大追跡グローバルヒストリー」「NHKスペシャル」などの番組を担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

パトラッシュ

115
日本史と世界史は戦国末期に合流していた。中国征服を図るスペインは日本の兵力を利用しようと考え、キリスト教布教と信長への軍需物資融通による接近の二面作戦に成功した。しかし次に天下人となった秀吉はスペインの野望を察してバテレン追放令を出し、フェリペ2世の崩御がなければ日西戦争の可能性もあった。家康はプロテスタントのオランダとイギリスを優遇し、カトリック勢力は日本から駆逐されてしまった。オランダは日本の銅で武器を生産し、完全独立を果たす。日本の存在が欧州政情を動かした点で、世界史の最前線にあったのは間違いない。2026/08/01

まーくん

82
ヨーロッパが大航海時代に突入した16C、日本は戦国時代。スペインやポルトガルはインドを押さえ、新大陸を席巻し、その触手を東洋まで延ばす。キリスト教の布教も同時に進められイエズス会の宣教師は西国大名を足掛かりに、天下の覇者信長にまで影響力を拡げていく。注目点は、当時の戦国日本は相当の軍事力を持ち、グローバル・ヒストリーの中で、世界の覇権争いに深く関わり大きな影響を与えたこと。その実態を海外の膨大な資料を手懸りに明らかにしていく。一部の宣教師は壮大な世界征服計画を秘めていたことが浮かび上がってきたと言う。⇒ 2026/06/13

HMax

37
知らなかったことが多く、興味深く読了。長篠の戦の信長軍の鉄砲玉の鉛がなんと、4000キロも離れたタイからの輸入品だった。火薬の原料の硝石が日本には産出せず中国や東南アジアから輸入していた。既に信長の時代に大砲を船に据え付けた軍艦を作っていた。長崎がイエズス会に寄進され、寺社を壊し、軍事物資や密貿易で稼いだ金でカトリックの要塞と化していた。他にも日本がグローバルな流れの中心にいたことが分かる小ネタ満載の一冊。2026/07/29

ta_chanko

23
スペインの世界征服計画の一端を担う者としてイエズス会宣教師が来日し、武力では不可能な戦国日本の征服を、キリスト教の布教によって精神的に進めようと目論んだ。それ知りつつ利用した織田信長は、宣教師を通じた南蛮貿易によって硝石(火薬の原料)や鉛(鉄砲玉)を入手。軍事的優位に立って天下統一を進めた。あとを受けた豊臣秀吉は天下統一後、スペインやイエズス会の野望を警戒してバテレン追放令を発布。スペインの明征服計画を自ら実施。秀吉の死後、大阪の陣では豊臣方をスペインが、徳川方をオランダ・イギリスが支援した。2026/07/28

よっち

23
日本にやってきたキリスト教の宣教師たちの機密文書。彼らの背後には超大国スペインがいた。戦国時代を大航海時代というグローバルな激動の渦中に位置づける1冊。信長・秀吉・家康の対外戦略を最新の史料、特に宣教師たちの機密文書がもたらす新知見をもとに再解釈していて、信長の鉄砲導入とキリスト教容認、秀吉の朝鮮出兵、家康の鎖国への道筋が単なる国内統一の手段ではなく、スペインの影、ジャパン・シルバー獲得を狙うオランダ・イギリスとの国際的駆け引きの中で生まれた危機感と合理性の産物だったとする大胆な解釈は興味深かったですね。2026/06/06

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