集英社新書<br> 21世紀を動かす思想―加速主義・プルラリティ・SFプロトタイピング

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集英社新書
21世紀を動かす思想―加速主義・プルラリティ・SFプロトタイピング

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  • サイズ 新書判/ページ数 256p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784087214000
  • NDC分類 304
  • Cコード C0236

出版社内容情報

【AI時代は未来予測より未来学!】
巨大テック企業が国家を超える権威を持ち、生成AIの爆発的な発展による混乱が日々起こり、アメリカでは破滅的な思想が影響力を持ちはじめた2020年代。
技術発展は本当に世界を良くしているのか?私たちはどのように未来を構想すべきなのか?
本書では現代の技術をとりまく思想――加速主義、プルラリティ、SFプロトタイピング――を通覧。これらの思想を統合し、効果的・倫理的に考えるための思考「未来学」の在り方を構想する。SF作家でありコンサルタントでもある著者による、未来を創造するための羅針盤。

【目次】
序 章 歴史の転換点と未来学

第1部 加速主義の系譜
第1章 加速主義とは何か? 第2章 効果的加速主義(e/acc)の隆盛
第3章 防御的加速主義(d/acc)とオルタナティブな道―バランスと人間性の探求

第2部 プルラリティ─多様性と協働によるデジタル社会の未来
第4章 プルラリティとは何か?─シンギュラリティへのもう一つの道
第5章 プルラリティの実践─テクノロジーによる協働の促進
第6章 プルラリティ社会のビジョンと可能性

第3章 未来学とは何か─歴史・思想・方法論
第8章 シナリオプランニング─不確実な未来を描き、備える
第9章 「ありうるかもしれない未来」で問いを立てる─スペキュラティブデザインとSFプ
第10章 未来探索の実践─社会課題解決とイノベーションへの応用

第4部 未来はどうしたら選べるのか
第11章 加速主義・プルラリティ・未来探索の交差点
第12章 未来リテラシーを磨く

終 章 共創の地平へ─新たな人間性と希望の未来学


【著者略歴】
樋口恭介(ひぐち きょうすけ)
SF作家、コンサルタント、東京大学大学院客員准教授。1989年生まれ。
SFの社会実装をミッションとするAnon Inc.でCSFO(Chief Sci-Fi Officer)を務める。
著書に『構造素子』『Executing Init and Fini』(早川書房)『未来は予測するものではなく創造するものである』(筑摩書房)、『AI先生のSF小説教室』(晶文社)、『反逆の仕事論』(PHP研究所)、『何もかも理想とかけ離れていた』(双葉社)など。


【目次】

内容説明

巨大テック企業が国家を超える権威を持ち、生成AIの爆発的な発展による混乱が日々起こり、アメリカでは破滅的な思想が影響力を持ちはじめた二〇二〇年代。技術発展は本当に世界を良くしているのか?私たちはどのように未来を構想すべきなのか?本書では現代の技術をとりまく思想―加速主義、プルラリティ、SFプロトタイピング―を通覧。これらの思想を統合し、効果的・倫理的に考えるための思考「未来学」の在り方を構想する。SF作家でありコンサルタントでもある著者による、未来を創造するための羅針盤。

目次

歴史の転換点と未来学
第1部 加速主義の系譜―世界を変革する思想の奔流(加速主義とは何か?―原点と多様な顔;効果的加速主義(e/acc)の隆盛―シリコンバレーの精神とAGIへの渇望
防御的加速主義(d/acc)とオルタナティブな道―バランスと人間性の探求)
第2部 プルラリティ―多様性と協働によるデジタル社会の未来(プルラリティとは何か?―シンギュラリティとは別のもう一つの道;プルラリティの実践―テクノロジーによる協働の促進;プルラリティ社会のビジョンと可能性)
第3部 未来を探索する知恵―未来学とデザインの手法(未来学とは何か―歴史・思想・方法論;シナリオプランニング―不確実な未来を描き、備える;「ありうるかもしれない未来」で問いを立てる―スペキュラティブデザインとSFプロトタイピング;未来探索の実践―社会課題解決とイノベーションへの応用)
第4部 未来はどうしたら選べるのか(加速主義・プルラリティ・未来探索の交差点;未来リテラシーを磨く)
共創の地平へ―新たな人間性と希望の未来学

著者等紹介

樋口恭介[ヒグチキョウスケ]
SF作家、コンサルタント、東京大学大学院客員准教授。1989年生まれ。SFの社会実装をミッションとするAnon Inc.でCSFO(Chief Sci‐Fi Officer)を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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よっち

28
技術発展は本当に世界を良くしているのか?どのように未来を構想すべきなのか?加速主義、プルラリティ、SFプロトタイピングといった思想から未来を構想する1冊。巨大テック企業が権威を持ち、生成AIの爆発的発展による混乱、アメリカの破滅的な思想が影響力を持った2020年代。加速主義の系譜と効果的加速主義や防御的加速主義の対立を整理して、多様な価値観・利害からの対立を乗り越えて建設的に協力する社会像、SFプロトタイピングの手法を紹介していて、複数の可能性の中から積極的に選び取る手段となっているのが興味深かったです。2026/03/15

大先生

10
著者はSF作家・コンサルタント・大学教員。前半は汎用人工知能(AGI)をめぐる議論の状況を整理し、後半は未来学を紹介しつつ皆で未来を考えてみようという本です。未来は予測するものでなく我々が創造するもの。あるべき未来の姿が決まれば、バックキャスティング思考でやるべきことが決まってくるわけです。ただ、あるべき姿は人それぞれ異なるので、プルラリティのような考え方をベースにそれぞれの意見を統合していく必要があるわけです。宇宙レベル、地球レベル、国レベル、企業レベル、個人レベルの未来を考えるといいかもしれませんね。2026/03/14

sucksuckhello

1
『未来は予測するものではなく想像するものである』の普及版のような一冊。生成AIのまとめライクなリーダブルな文体でスルスル読めるが、AIによって仕事が奪われるんじゃないかと戦々恐々としているホワイトカラーの人々には良き指標になるんじゃないかと思う。自分もそのうちの1人なのだが、この本を読んでなんだか落ち着いた。Twitterとかでチョケ気味な著者の本心はガチでまっすぐで熱く、地に足がついていることがわかる。2026/03/11

KAN

1
p.97~100 「デジタル分断社会への処方箋」の現状認識は重要!2026/02/28

jk513

0
資本主義を自己増殖と定義し、加速主義とプルーラリズムの説明をしており論旨のわかりやすい構成だった。台湾の事例も詳細でわかりやすく、思想の具現化が如何になされているかが明確。人類だけでなくAIやその他の生物が共存していくという考え方のバックボーンを知れた。脱成長という真逆の思想も紹介してくれるとより網羅的な思想紹介になった気がする。いずれにしても現在起きている様々な事業がどのような考えを元に進められているかがわかり、非常に良い読書だった。2026/03/19

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