集英社新書<br> 東大生はなぜコンサルを目指すのか

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集英社新書
東大生はなぜコンサルを目指すのか

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  • サイズ 新書判/ページ数 256p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784087213652
  • NDC分類 366.29
  • Cコード C0236

出版社内容情報

【仕事と成長に追い立てられる人たちへ】
東大生の就職人気ランキング上位をいつのまにか独占するようになった「コンサル」。この状況の背景にある時代の流れとは?
「転職でキャリアアップ」「ポータブルスキルを身につけろ」そんな勇ましい言葉の裏側に見えてきたのは、「仕事で成長」を課せられて不安を募らせるビジネスパーソンたちの姿だった。
時代の空気を鋭く切り取った『ファスト教養 10分で答えが欲しい人たち』の著者が、我々が本当に向き合うべき成長とは何なのかを鮮やかに描き出す。

【目次】
・はじめに
就活ランキングを埋め尽くす「コンサル」/成長したがるビジネスパーソンの裏側 ほか
・第一章 成長に魅せられ、振り回される人たち
「成長教」で人生のバランスが崩れる/「会社に頼るな」という風潮を作るのは誰か/安定したい、だから成長したい ほか
・第二章 成長に囚われた時代のカラクリ
いま改めて読む『若者はなぜ3年で辞めるのか?』/働かせるためのキャリア教育/「やりたいこと」と「サバイブ」の悪魔合体 ほか
・第三章 「成長」と「コンサル」 東大生はなぜコンサルを目指すのか?
やりたいこと地獄のカウンターとして/「MECE」「結論か話せ」「3つあります」/コンサルをバカにして、コンサルから学ぼうとする ほか
・第四章 コンサルタントたちの本音
インタビュー1 Aさん(20代・新卒)「安定のために努力している」
インタビュー2 Bさん(20代・新卒)「モラトリアム期間で武器を身に着けるために」
インタビュー3 Cさん(30代・中途)「フレキシブルさが全然違う」
・第五章 「成長」文脈で読み解くポップカルチャー
タワマン文学とコンサル/令和ロマンの分析と圧倒的努力/JTCから羽ばたいた宮脇咲良 ほか
・第六章 成長をめぐる不都合な真実
働き方改革が引き起こす「ゆるい職場」問題/イチロー発言と生存者バイアス/勤勉さは「出し抜く」ための武器か ほか
・第七章 成長に囚われずに、成長と生きる
戦うべき相手は「怠惰のウソ」/成長を目指してキャリア迷子にならないために/ジョブ・クラフティングで自己満足を ほか
・おわりに
「昭和のパロディが令和のコメディ」の時代を生きる

【著者略歴】
レジ―
批評家・会社員。1981年生まれ。一般企業で経営戦略およびマーケティング関連のキャリアを積みながら、日本のポップカルチャーについての論考を各種媒体で発信。著書に新書大賞2023入賞作『ファスト教養 10分で答えが欲しい人たち』(集英社新書)のほか、『増補版 夏フェス革命 -音楽が変わる、社会が変わる-』(blueprint)、『日本代表とMr.Children』(ソル・メディア、宇野維正との共著)。X(旧Twitter) : @regista13。

内容説明

東大生の就職人気ランキング上位をいつのまにか独占するようになった「コンサル」。この状況の背景にある時代の流れとは?「転職でキャリアアップ」「ポータブルスキルを身につけろ」そんな勇ましい言葉の裏側に見えてきたのは、「仕事で成長」を課せられて不安を募らせるビジネスパーソンたちの姿だった。時代の空気を鋭く切り取った『ファスト教養 10分で答えが欲しい人たち』の著者が、我々が本当に向き合うべき成長とは何なのかを鮮やかに描き出す。

目次

第一章 成長に魅せられ、振り回される人たち
第二章 成長に囚われた時代のカラクリ
第三章 「成長」と「コンサル」 東大生はなぜコンサルを目指すのか?
第四章 コンサルタントたちの本音
第五章 「成長」文脈で読み解くポップカルチャー
第六章 成長をめぐる不都合な真実
第七章 成長に囚われずに、成長と生きる

著者等紹介

レジー[レジー]
批評家・会社員。1981年生まれ。一般企業で経営戦略およびマーケティング関連のキャリアを積みながら、日本のポップカルチャーについての論考を各種媒体で発信(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

trazom

99
若者は「成長したい」のだと言う、それは「安定したい」からなんだと。「なぜ成長したいのか」「成長とは何か」は深掘りされない。成長も安定も、経済力やスキルと同じように「手段」に過ぎないらしい。そして、手っ取り早く成長させてくれるのがコンサルだと。私には全く理解できない一冊だった。処世訓のような言葉が次々に登場するが、多くが他人の書籍からの引用。自らリスクを負わず、高みに立って理想論を振りかざし、上から目線で踏ん反り返っているコンサルの人たちと数多く接してきたが、本書のスタンスも、正に、それと同じ臭いがする。2025/07/12

Janjelijohn

16
パナソニックが黒字で人員削減するというニュースが最近あったが、世の中は、成長できない人間は会社から捨てられるという流れになってきている。この本のタイトルは「東大生」とついているが、Z世代など若い世代はその流れを敏感に感じ取っているのだという。自分も会社に信じ込まされた、成長教をむやみに信じるのではなく、将来どう生きたいのか考えたうえで努力していこうと思う。2025/05/25

とも

15
東大生云々というより「成長」について追い立てられる現代人の本。 「定時退社してて、200時間残業10年やってたオレたちに勝とうと思うなよ」は至言。2025/05/22

読書一郎

12
今、優秀な若者たちに人気の職種がコンサル。その理由は「どこの会社に行っても通用するスキル=ポータブルスキル」が身につくから。私(50代)の若い頃は「大きな会社に入れば一生安泰」でしたが、今はそんな時代ではありません。本書で描かれる、常に成長を目指す若者たちの姿に、現代社会の生きづらさが透けています。2025/06/25

takka@ゲーム×読書×映画×音楽

11
SNSなどでインフルエンサーをみて憧れ、成長に魅せられ憧れることはあるだろう。私も大学の頃は本をよく読んでいたが、哲学=言語化に憧れ半分義務的になっていた。ただそれでも継続することで読書が習慣になっていった。やりたいことは見つけようとして見つかるものではない。まずはいろいろ触れてみて、時間はかかっても継続できるものを見つけるのがいいなと改めて感じた。2025/06/19

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