集英社新書<br> 石橋湛山を語る―いまよみがえる保守本流の真髄

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集英社新書
石橋湛山を語る―いまよみがえる保守本流の真髄

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  • サイズ 新書判/ページ数 240p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784087213379
  • NDC分類 312.1
  • Cコード C0231

出版社内容情報

世襲、裏金、カルトとの癒着、経済失政、そして、アメリカに何もものが言えない自民党政治。
この自民党の源流は岸信介・清和会にあると言える。
しかし戦後、岸やGHQとも一線を画す、保守本流の源流となった政治家がいた。石橋湛山。
その湛山に今、国内外から注目が集まっている。
そこで湛山の孫弟子である元衆議院議員の田中秀征と、湛山に関する著作もある評論家の佐高信が、彼の思想や真髄を語り、日本政治に必要な保守本流の考え方、政治家像、日本はこの先世界でどうふるまって行くべきかという改革の方向性を語り尽くす。

田中秀征(たなか しゅうせい)
1940年、長野県生まれ。
元衆議院議員。
著書に『自民党本流と保守本流』(講談社)『新装復刻 自民党解体論』『小選挙区制の弊害』(旬報社)『平成史への証言』(朝日新聞出版)など。

佐高信(さたか まこと)
1945年、山形県生まれ。
著書に『湛山除名』(岩波現代文庫)『西山太吉 最後の告白』(集英社新書)『統一教会と創価学会』『佐高信評伝選』(旬報社)『お笑い維新劇場』(平凡社新書)など多数。

内容説明

世襲、裏金、カルトとの癒着、経済失政、そして、アメリカに何もものが言えない自民党政治。この自民党の源流は岸信介・清和会にあると言える。しかし戦後、岸やGHQとも一線を画す、保守本流の源流となった政治家がいた。石橋湛山。その湛山に今、国内外から注目が集まっている。そこで湛山の孫弟子である元衆議院議員の田中秀征と、湛山に関する著作もある評論家の佐高信が、彼の思想や真髄を語り、日本政治に必要な保守本流の考え方、政治家像、日本はこの先世界でどうふるまって行くべきかという改革の方向性を語り尽くす。

目次

第1章 小日本主義とは何か?―湛山の本質
第2章 「表安保、裏安保」とは何か?―湛山の知恵
第3章 保守本流をどう再生させるか?―湛山の立場の復活に向けて
第4章 その衣鉢は誰が継ぐ?―湛山の後継者
第五章 湛山を生きるとは?―田中秀征の湛山愛
第6章 未来の湛山どう育てる?―新たなる湛山を求めて

著者等紹介

田中秀征[タナカシュウセイ]
1940年、長野県生まれ。元衆議院議員

佐高信[サタカマコト]
1945年、山形県生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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kawa

35
戦前、満州など北東アジアの権益を放棄すべしと小日本主義を唱え、先見性が高く讃えられる石橋湛山氏。その孫弟子を自認する元・議員の田中秀征氏と佐高氏による興味深い対談集。戦後保守政治を岸信介氏を源とする「自民党本流」派と、湛山氏から発する池田勇人、田中角栄、宮澤喜一各氏らに連なる「保守本流」派との切り分け分析が面白い。対談ということでやや散漫な印象もあり、既読の半藤 一利著「戦う石橋湛山」と合わせ再読もありか。ところで、我が郷土の先達の田中氏、90年代の連立政権時代の理論的指導者の部分も何れフォロー項目。 2025/01/15

呼戯人

17
ご存じ佐高信と元衆議院議員田中秀征が、保守本流の源として石橋湛山を思う存分語り合った対談集。現在の政治の劣化を見るにつけ、こんな政治家しかいないのかという絶望をかつてはこんなに優れた政治家がいたのかという希望に変えてくれる本。帝国主義の時代に帝国主義を批判し、小日本主義を唱え、ケインズ的な福祉国家論を唱えた。保守というと極右ファシストしかいないのかと思っていたら、こんなにリベラルな保守本流がいたのかとびっくりする。これからもっと石橋湛山を勉強しようと思った。2024/12/24

どら猫さとっち

12
保守本流の源流となった政治家、石橋湛山。ジャーナリストから政治家、総理大臣になった彼は、就任期間は短かったけど、後世の政治家などに大きな影響を与えた。彼の孫弟子に当たる元衆議院議員と彼に関する著作がある評論家、石橋湛山を最も敬愛する二人が、思う存分に語り合った。世襲、裏金、カルト宗教、経済失敗など、今の自民党は嘆かわしいことばかりだ。国内外から注目を集めている彼。今の政治家に必要なのは、石橋湛山だ。2024/11/06

たっとちゃん

4
今の政治の劣化をみるにつけ、石橋湛山の志に改めて考えさせられる。出でよ‼️石橋湛山、中村哲に続く者2024/11/15

エリカパパ

4
自民党・立憲民主党の総裁・代表選挙から衆院選、そして自公与党過半数割れまで、日本の政治に注目している。親しい友人が石橋湛山をテーマに修了論文を書いていて、本書が目に留まった。小日本主義を掲げた湛山。その孫弟子が田中秀征、湛山に関する著作がある佐高信。2人の対談を通して戦後の保守政治史を振り返ることが出来た。湛山の保守本流、岸の自民党本流。各々の憲法観、対米観の記述が新鮮だった。石破首相が日米地位協定に言及しているのは保守本流の復活になるか。中村哲さんは軍備でなく平和で日本を知らしめた、との記述も価値あり。2024/11/05

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