集英社新書<br> 自由とセキュリティ

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集英社新書
自由とセキュリティ

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  • サイズ 新書判/ページ数 208p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784087213157
  • NDC分類 311.23
  • Cコード C0231

出版社内容情報

安全への渇望か――。
それとも、多様性の重視か――。

私たちはいったい何を望んでいるのだろうか?

ミルやホッブズ、ルソー、バーリン、シュミット、フーコーという六名の思想家の名著から“今”を読む

【推薦コメント】
人権か、覇権か。究極の難問に答える先人たちのエッセンスが詰まっている。
政治学者・姜尚中氏より

一流の思想を学ぶことは、三流の思想に囚われないためのセキュリティになる。
憲法学者・長谷部恭男氏より

【内容】
新型コロナ・ウイルス感染症の蔓延やロシアのウクライナ侵攻以降、人々が強く欲したセキュリティ。しかし、それと引き換えに脅かされたのは、自由と多様性だった――。
本書は、権力論・自由論研究の第一人者である著者が、ミルやホッブズ、ルソー、バーリン、シュミット、フーコーという六名の政治思想家の名著をアクチュアルに読解。
権力の一元化への衝動が強まる昨今の状況に一石を投じる。
真偽不明な情報や言説が飛び交う中、よりよく生きるための羅針盤は、古典の言葉にこそある。

【目次】
第1章:ミル『自由論』を読む
第2章:ホッブズ『リヴァイアサン』他を読む
第3章:ルソー『社会契約論』他を読む
第4章:バーリン「二つの自由概念」他を読む
第5章:シュミット『政治的なものの概念』を読む
第6章:フーコー『社会は防衛しなければならない』を読む

【著者プロフィール】
杉田 敦(すぎた あつし)

1959年生まれ。
政治学者。
東京大学法学部卒業後、東京大学助手、新潟大学助教授などを経て、法政大学法学部教授。
専門は政治理論。
著書に『権力の系譜学』『権力』『デモクラシーの論じ方』 『政治への想像力』『境界線の政治学 増補版』『政治的思考』『両義性のポリティーク』。
編著に『丸山眞男セレクション』など。

内容説明

新型コロナウイルス感染症の蔓延やロシアのウクライナ侵攻以降、人々が強く欲したセキュリティ。しかし、それと引き換えに脅かされたのは、自由と多様性だった―。本書は、権力論・自由論研究の第一人者である著者が、ミル、ホッブズ、ルソー、バーリン、シュミット、フーコーという六名の政治思想家の名著をアクチュアルに読解。権力の一元化への衝動が強まる昨今の状況に一石を投じる。真偽不明な情報や言説が飛び交う中、よりよく生きるための羅針盤は、古典の言葉にこそある。

目次

第1章 ミル『自由論』を読む
第2章 ホッブズ『リヴァイアサン』他を読む
第3章 ルソー『社会契約論』他を読む
第4章 バーリン「二つの自由概念」他を読む
第5章 シュミット『政治的なものの概念』を読む
第6章 フーコー『社会は防衛しなければならない』を読む

著者等紹介

杉田敦[スギタアツシ]
1959年生まれ。政治学者。東京大学法学部卒業後、東京大学助手、新潟大学助教授などを経て、法政大学法学部教授。専門は政治理論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

nnnともろー

5
セキュリティ重視になりつつある現代。自由の価値をいかに守るか。ホップス、シュミット、フーコーなどを批判的に読み解く。多様性と多元性がポイント。2024/06/21

Hisashi Tokunaga

1
セキュリティという今日的テーマをタイトルにしているが、これまでの思想家でこの問題の核心に行き着いた方々がいないことの証左になるような著作?2024/09/25

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