集英社新書<br> 死後を生きる生き方

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集英社新書
死後を生きる生き方

  • 横尾 忠則【著】
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  • サイズ 新書判/ページ数 208p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784087212860
  • NDC分類 704
  • Cコード C0270

出版社内容情報

人生は「未完成」でいい!
美術家が語るアートと死の共犯関係

◆内容説明◆
人は死んだらどこへ行く?
そんな夢想は結局、「死=無」という地平線上におさまったりする。
だが、死の世界はそんな凡庸なものではない――。
87歳を迎えた世界的美術家が、死とアートの関係と魂の充足について自由闊達につづる。
父母、愛猫の死から三島由紀夫、アンディ・ウォーホルらとの交流の記憶まで。
貴重なエピソードを交え、「死」とは何か?
「死後を生きる」とはどういう境地なのかを考えていく。
「人間は未完で生まれて、完成を目指して、結局は未完のままで死ぬ。これでいいのです」その言葉に触れればふっと心が軽くなる、横尾流人生美学。

本書掲載の著者とアトリエ写真の撮影は森山大道氏。

◆「おわりに」より◆
創作は自分の中の不透明なものを吐き出す作業だけれど、
死について本一冊分語ったわけだが、死を言葉にすることで、
自分の中の死も吐き出されたのかな?
それはともかく死を恐れる気持ちは
いつの間にか薄められたような気もする。
本書の進行途中で急性心筋梗塞になって死にそこなった。
死んでもおかしくない状態から、
気がついたら(別に気絶をしていたわけではないが)
無事帰還して、
何もなかったように、再び絵を描き始めていた。

◆著者略歴◆
横尾忠則(よこお ただのり)
1936年兵庫県出身。
美術家。
1972年、ニューヨーク近代美術館で個展。
その後も各国のビエンナーレに出品、パリのカルティエ財団現代美術館、東京国立博物館他、内外で個展を開催。
国際的に高評価を得る。
毎日芸術賞、紫綬褒章、旭日小綬章、朝日賞、高松宮殿下記念世界文化賞等受賞多数。
令和二年度東京都名誉都民、2023年日本芸術院会員に。
著書に小説『ぶるうらんど』(泉鏡花文学賞、文藝春秋)、『言葉を離れる』(講談社エッセイ賞、青土社)、小説『原郷の森』(文藝春秋)他多数。

内容説明

人は死んだらどこへ行く?そんな夢想は結局、「死=無」という地平線上におさまったりする。だが、死の世界はそんな凡庸なものではない―。八七歳を迎えた世界的美術家が、死とアートの関係と魂の充足について自由闊達につづる。父母、愛猫の死から三島由紀夫、アンディ・ウォーホルらとの交流の記憶まで。貴重なエピソードを交え、「死」とは何か?「死後を生きる」とはどういう境地なのかを考えていく。「人間は未完で生まれて、完成を目指して、結局は未完のままで死ぬ。これでいいのです」その言葉に触れればふっと心が軽くなる、横尾流人生美学。

目次

第1章 死とは何か(生命誕生から三十六億年間の生と死のリレー;死への意識を持った日;父母の死;生きている人間はすでに死を経験している;世代によって異なる死に対する感覚;死と自分を同一化すれば、死は怖くない;「メメント・モリ」を超えて)
第2章 死の向こう側(無意識は死の世界を感じている;ダンテが描く地獄、煉獄、天国 ほか)
第3章 死後を生きる(優れた芸術作品には死のメタファーが潜んでいる;死の世界はコンセプチュアルではない ほか)
第4章 死への準備(目と鼻の先にある死;「年相応」でなく、曖昧に生きる;「終活」なんてどうでもいい;運命に従って生きれば、そう間違えない;人生は「未完成」でいい;老年から始まる自由;ハンディキャツプが生み出す可能性;忘れることで輪廻する)

著者等紹介

横尾忠則[ヨコオタダノリ]
1936年兵庫県出身。美術家。1972年、ニューヨーク近代美術館で個展。その後も各国のビエンナーレに出品、パリのカルティエ財団現代美術館、東京国立博物館他、内外で個展を開催。国際的に高評価を得る。毎日芸術賞、紫綬褒章、旭日小綬章、朝日賞、高松宮殿下記念世界文化賞等受賞多数。令和二年度東京都名誉都民、2023年日本芸術院会員に。著書に小説『ぶるうらんど』(泉鏡花文学賞、文藝春秋)、『言葉を離れる』(講談社エッセイ賞、青土社)他多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

85
横尾さんの昨年出版された3冊の新書の最後のものです。死後の世界についてのエッセイでご自分の作品や文芸作品などを引用していてかなり自由に書かれていて読みやすく思いました。三島由紀夫やアンディ・ウォーホルとの思い出などもあります。現在朝日新聞でもご自分の経歴などを連載されています。2024/04/20

MICKE

7
この本は大事な本、死後を生きるから。アートと死。絵と霊性。森山大道の写真。アートは宗教を越える。2023/11/15

hgstrm2

2
人間は死んだらどうなるのか、死後の世界や輪廻転生はあるのか、ということを、証明しようとしたり、理詰めで考えたりすることにどれだけ意味があるのだろうか、と思う。宗教と同じで、信じるか信じないかという話であって、恐らくは信じた方が救われるし、より豊かな人生が送れる、と私は信じたい。運命に従って生きる:つまり他力本願でいいじゃないか、それでなるようになる・おおむね間違ってはいない、という考え方が好き。三島やウォーホルとのエピソードも面白い。2024/03/01

つじさん

2
「死の側から生を見る視点が重要になってくる」「無邪気・無心・無垢、何もない「空」の状態、しぬときには、何の執着心もなく。頭の中、心の中も空っぽにして、死ぬこと。」この本を読むと、魂の存在、輪廻転生を信じ、死を迎えようとする気になる。2024/03/01

ぞろElwood

1
★★⭐︎2024/04/14

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