集英社新書<br> 駒澤大学仏教学部教授が語る仏像鑑賞入門

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集英社新書
駒澤大学仏教学部教授が語る仏像鑑賞入門

  • 村松 哲文【著】
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  • サイズ 新書判/ページ数 272p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784087212204
  • NDC分類 718
  • Cコード C0215

出版社内容情報

日本人にとって仏像はごく身近な存在である。
しかし、その仏像が、いつ、誰によって、どのような目的で作られたのか、詳しく知らないのではないだろうか。
駒澤大学仏教学部の教授である著者が、奈良・飛鳥時代から平安、鎌倉、室町・江戸時代までを通して、仏像の特徴や変化、鑑賞ポイントを解説。
インド・中国的だった仏像の表情が日本的に変わっていく過程や、仏様の姿勢・ポーズ・着衣・持ち物の意味、仏師のこだわり・新技術、仏教が権力者から庶民へ広がった理由、そして仏教の教えと日本の歴史までもが、仏像を通して見えてくる!
写真をふんだんに使いながら紹介しているので、本書片手に“見仏”したくなる、仏像鑑賞ガイドの新定番!

紹介する主な仏像
飛鳥寺/飛鳥大仏
法隆寺/釈迦三尊像、救世観音菩薩立像、百済観音菩薩立像、多聞天立像、夢違観音菩薩立像
広隆寺/弥勒菩薩半跏思惟像
中宮寺/菩薩半跏思惟像
深大寺/釈迦如来倚像
當麻寺/持国天立像
東大寺/盧舎那仏(大仏)、広目天立像、不空羂索観音菩薩立像、執金剛神立像、金剛力士立像、僧形八幡神像
唐招提寺/鑑真和上坐像、伝衆宝王菩薩立像、伝薬師如来立像
興福寺/旧東金堂本尊(仏頭)、阿修羅像、不空羂索観音菩薩坐像
東寺/五大明王、帝釈天像
聖林寺/十一面観音立像
平等院/阿弥陀如来坐像
三千院/阿弥陀三尊像
願成就院/毘沙門天立像
浄楽寺/毘沙門天立像
浄土寺/阿弥陀三尊像
醍醐寺/弥勒菩薩坐像
建長寺/伽藍神像
長谷寺(奈良)/十一面観音菩薩立像
豪徳寺/釈迦三尊像(三世仏)          他多数

【著者略歴】
村松哲文(むらまつ・てつふみ)
1967年、東京都生まれ。
早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程満期退学後、早稲田大学會津八一記念博物館を経て、駒澤大学仏教学部へ。
早稲田大学エクステンションセンター講師や、NHK・Eテレの仏像番組の講師も務める。
著書に『かわいい、キレイ、かっこいい たのしい仏像のみかた』(日本文芸社)など。

内容説明

日本人にとって仏像はごく身近な存在だが、その仏像は、いつ、誰によって、どのような目的で作られたのか。飛鳥・奈良時代から平安、鎌倉、室町・江戸時代まで通して、その特徴と変化を解説。インド・中国的だった仏像の表情が日本的に変わっていく過程や、仏様の姿勢・ポーズ・着衣・持ち物の意味、仏師のこだわり・新技術、仏教が権力者から庶民へ広がった理由、そして仏教の教えと日本の歴史までもが、仏像を通して見えてくる!写真をふんだんに使いながらポイントを紹介しているので、本書片手に“見仏”したくなる、仏像鑑賞ガイドの新定番!

目次

仏像の世界へ旅立つ前に
第1章 仏像がやってきた!―飛鳥時代 仏像づくりは大陸の模倣から
第2章 童子風にアレンジしました―白鳳時代 写実表現の模索、仏像の童子化
第3章 やっとできた理想の形―天平時代 写実表現の完成、素材・技法の多様性
第4章 日本の顔になりました―密教系仏像と和様化した仏像
第5章 武士好みにアレンジしました―鎌倉時代 仏像づくりの一大転換期
第6章 実は興味深い室町時代と江戸時代

著者等紹介

村松哲文[ムラマツテツフミ]
1967年、東京都生まれ。早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程満期退学後、早稲田大学會津八一記念博物館を経て、駒澤大学仏教学部へ。早稲田大学エクステンションセンターや、NHK・Eテレの仏像番組の講師も務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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Tomoichi

23
小学生までは毎年遠足で奈良や京都の神社仏閣に行っていたけど、中学生になり学校行事から宗教関連が排除されるファナティックな時代(学校の先生って本当に馬鹿だよね)になりそういうものから遠ざかり大人になり仏教美術に興味が出てきたので、仏像についてお勉強。本書はかなりわかりやすく構成されているので、本書を片手に仏像めぐりがしたくなります。2023/04/22

ふたば@気合いは、心を込めて準備中

10
掛け値なしに面白かった。 古刹を訪れ、仏像を拝む機会は少なからずあった。そうすることは趣味でもあったはずだが、実際に思い出そうとしても、どうも霧の向こうに霞んでしまっているような心持ちである。そのような場所にはもう一度、またお目にかかっていない仏像にも会いたいと思う。しっかり予習・復習して、ね。2022/07/06

9
おもしろかった。仏像の分類や、歴史的・宗教的背景などがわかりやすくメッセージも良かった。 「忘れてはいけないのは、仏像が制作される背景に信仰があるということです。何百年も前に、誰かが願いを込めて仏像を制作しようと思い、その思いを受けて仏師が精魂込めてノミを振るったのです。」2022/09/04

chietaro

6
この手の本にしては、かなり読みやすかったです。当時の日本史だけではなく、中国やインドなどの歴史と絡めているので、納得できました。仏教伝来の年代についても、当時の人々の考えから見えるものがあると感じました。仏師たちや僧侶たちの思いを感じながら、仏像を見ていきたいです。慶派の仏像は本当に素敵ですね!2022/11/19

totuboy

6
仏像鑑賞が好きで、よく拝観に行くのだが、その場その場で仏像のことを勉強しても、それが時代を軸とした流れとして理解できていなかった。平易な言葉で説明がしてあり、着眼点も面白く、スラスラと読めた。飛鳥時代の仏像が正面からの拝観を考えており、サイドから見ると違和感があるという点は初めて知った。衣紋の説明や玉眼の見方も参考になった。2022/07/23

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