集英社新書<br> アフリカ 人類の未来を握る大陸

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集英社新書
アフリカ 人類の未来を握る大陸

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  • サイズ 新書判/ページ数 256p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784087211542
  • NDC分類 302.4
  • Cコード C0236

出版社内容情報

虹の国 南アフリカ 植民地遅配 気候変動 児童結婚 カメルーン ケニア セネガル アンゴラ ザンビア 海面上昇 タンザニア モーリシャス スーダン 地球温暖化 人口爆発 アパルトヘイト マンデラ アラブの春 イスラム過激派 ODA

内容説明

二〇五〇年、アフリカ大陸の人口は二五億人に迫り、世界の四人に一人が「アフリカの人」になると言われている。人口激増は食糧問題や経済発展、環境破壊に大きな影響を及ぼす。つまり、人類全体の未来は、アフリカを抜きには語れないということだ。そのアフリカは、経済発展している一方で、砂漠化、飢餓、貧困、紛争など、グローバル資本主義の矛盾も多く抱えている。アフリカはこの先どうなっていくのか?その現状と未来を、現役NHK特派員が現地からレポート!

目次

はじめに アフリカを歩く
「虹の国」のワンチーム―南アフリカ
世界最悪の貧富の格差―南アフリカ
そこをコロナが襲った―南アフリカ
植民地支配の呪い―カメルーン
中国化するアフリカ―ケニア/セネガル/アンゴラ/ザンビア
気候変動最前線―ブルキナファソ/タンザニア
海面上昇に翻弄される「優等生」―モーリシャス
幼すぎる結婚―ニジェール
黄金とテロ―ブルキナファソ/トーゴ/ベナン
世界で最も若い国の若者たち―南スーダン
平和のために闘う医師―コンゴ民主共和国/ウガンダ
カエル跳びで前進せよ―ルワンダ/エチオピア
監獄からの手紙―南アフリカ

著者等紹介

別府正一郎[ベップショウイチロウ]
1970年、大阪府生まれ。京都大学卒業後NHK入局。イラク戦争、シリア内戦やIS取材、国際放送局キャスター、解説委員を経て、2018年からヨハネスブルク支局長としてアフリカ全域を取材している。2007年、ボーン・上田記念国際記者賞(中東・アフリカの紛争取材)を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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夜間飛行

227
主に弱い立場の人々への取材から成る。辛かったのは、コンゴ内戦で地域社会潰しの安価な武器とされたレイプの話。その女性は夫の子か誰の子か判らない子を育てている。どこに怒りをぶつければよいのだろうか。気候変動、汚職、飢え、植民地が残した紛争。今はアフリカ各地に中国が進出し、ザンビアやアンゴラ政府は莫大な借金をして中国のインフラ参入を歓迎するが、余りにも中国有利の契約で先行きは暗い。我々はアフリカを巨大市場と見るだけではいけないのだ。「資本主義の最終ランナー」アフリカで人類のあり方が問われている、という言に頷く。2021/12/05

やいっち

83
好きで録画で視聴するNHK特集などで見聞きしたような感が強い。本ならではの掘り下げが足りない気がした。昔は恐怖感と偏見の裏返しか、あるいは黒人を揶揄してか、アフリカは暗黒大陸と呼ばれた。人類が誕生した地であるアフリカ。人類が齎した貧富の差と環境破壊。そんな危機の時、逞しいアフリカから希望の光が生まれるのかもしれない。希望の大陸アフリカ。2021/05/18

skunk_c

66
NHKの記者の手によるアフリカのルポ。人口が急増し、経済発展がある一方で、気候変動の悪影響、内戦とそれに伴う人権侵害、難民などの問題も多く抱えるアフリカの「今」を切り取り、著者自身の皮膚感覚を交えて伝えている。ジャーナリストらしい視点と、とても読みやすい文章で一気に読めた。拠点を置く南アフリカの話題が多いが、ラグビーのワールドカップの際に気になっていた黒人と白人の格差からくる融和の解消ムードなど、しっかり書かれている。一番の驚きはルワンダの今。「虐殺」から四半世紀後の今、全く違う社会がそこにはある。2021/03/01

やいっち

65
刊行して数年だが、まさに読むべき本と再確認。ウクライナやガザも大変だが南米も朝鮮半島もインドも、そしてなんといってもアフリカの抱える矛盾は凄まじい。それでも希望の光を追い求めてる。2024/01/13

活字の旅遊人

47
NHKヨハネスブルグ支局長。テレビ番組のような構成、描写は読みやすい。その上集英社新書ということで、文字が大きく字数が少ない。なので、すらすら読めてしまう。おわりに、でさすがに触れてはいるが、どうも伝えるべきことは伝えているのだけど、では日本人としてはどう向き合おうか、という視点が極めて薄いように感じた。テレビらしい、ということかもしれない。中国が進出していて、欧米は昔からの利権を保つ。なんだかそこに同等以上で入り込むことが日本にとって是である、と素直に思えない自分がいる。もっと生のアフリカを知りたい。2021/06/01

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