集英社新書<br> 万葉百歌 こころの旅

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集英社新書
万葉百歌 こころの旅

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  • サイズ 新書判/ページ数 224p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784087211498
  • NDC分類 911.124
  • Cコード C0295

出版社内容情報

今、たどりつく
万葉集の新境地

選り抜かれた100首と独自の解釈が、新たな“万葉観"へと導く!

長歌、短歌、旋頭歌など、全4500余首が収められた日本最古の撰歌集「万葉集」。
京都、飛鳥、奈良といった古都の散策を主題とする随筆の名手が、その中から100首を厳選し、瑞々しい解釈と美しいエッセイを添える。

内乱が頻発し混沌とした社会にあって、歌の作者たちは嘆きや悦び、叶わぬ願いや迸る想いを懸命に詠み上げた。
そうした先の見えない時代を生き抜く逞しさに満ちた古の詩が、私たちに今ひとたびの生命力を与えてくれるはず。

詩歌の来歴はもちろん、著者自身が万葉ゆかりの地で見聞きした余話に豊かな学びと温かな癒しがある。
また、躍動感のある大和路の風光描写が――たとえ物理的な移動がままならない時であっても――想像力あふれる魂の旅へと誘ってくれる座右の書。

【著者プロフィール】
松本章男(まつもと あきお)
1931年、京都市生まれ。京都大学文学部仏文科卒業。人文書院取締役編集長を経て、随筆家に。
『西行 その歌その生涯』で第17回やまなし文学賞受賞。
著書に『京の裏道』(平凡社カラー新書)、『京都 花の道をあるく』(集英社新書)、『新釈平家物語』(集英社)、『道元の和歌 春は花 夏ほととぎす』(中公新書)、『歌帝 後鳥羽院』(平凡社)ほか多数。

内容説明

長歌、短歌、旋頭歌など、全四五〇〇余首が収められた日本最古の撰歌集「万葉集」。京都、飛鳥、奈良といった古都の散策を主題とする随筆の名手が百首を厳選し、瑞々しい解釈と美しいエッセイを添える。内乱が頻発し混沌とした社会にあって、歌の作者たちは嘆きや悦び、叶わぬ願いや迸る想いを懸命に詠み上げた。先の見えない時代を生き抜く逞しさにあふれた古の詩歌が、私たちに今ひとたびの生命力を与えてくれる。同時に、季節がめぐりゆく大和路の風光を確かな筆致で描くことにより、魂を解き放つ旅へと読者を誘う。

目次

万葉百歌撰(一)―野守は見ずや君が袖ふる 他5首
万葉百歌撰(二)―二上山を弟背と我が見む 他9首
万葉百歌撰(三)―心もしのに古へ思ほゆ 他5首
万葉百歌撰(四)―打橋わたす汝が来と思へば 他3首
万葉百歌撰(五)―まづ咲くやどの梅の花 他3首
万葉百歌撰(六)―葦へをさして田鶴鳴きわたる 他4首
万葉百歌撰(七)―三諸戸山をゆきしかば 他5首
万葉百歌撰(八)―ゆき廻る丘の秋萩は 他4首
万葉百歌撰(九)―滝の浦を見ずかなりなむ 他3首
万葉百歌撰(十)―春の柳は萌えにけるかも 他5首
万葉百歌撰(十一・十二)―山桜戸を開けおきて 他4首
万葉百歌撰(十五)―浦潮満ち来いまだ飽かなくに 他5首
万葉百歌撰(十六・十七)―雁がねは使ひに来むと 他5首
万葉百歌撰(十八)―さ百合花ゆりも逢はむと 他5首
万葉百歌撰(十九)―沈く石をも玉とそ我が見る 他6首
万葉百歌撰(二十)―いませ母刀自おめ変はりせず 他8首

著者等紹介

松本章男[マツモトアキオ]
1931年、京都市生まれ。京都大学文学部仏文科卒業。人文書院取締役編集長を経て、随筆家に。『西行 その歌その生涯』で第一七回やまなし文学賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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はちめ

6
万葉集の入門書としてお勧め。 改めて思ったのは、初期の天皇家の人々によって詠まれた歌は、その政治的な背景を抜きにしては理解できないということ。相聞歌にしても単なる恋愛感情の表現ではなく激しい権力闘争の中における表現とならざるを得ない。そのような意味においては本書は新書であり十分な説明がされているとは言い難い点がある。 それとちょっと気になったのが、壬申の乱において大海人皇子を吉野に見送った際に「虎を野に放したようなものだ」と言ったのを大友皇子としているのは無理があると思う。☆☆☆☆★2021/01/17

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