集英社新書<br> 始皇帝中華統一の思想―『キングダム』で解く中国大陸の謎

個数:
電子版価格 ¥777
  • 電書あり

集英社新書
始皇帝中華統一の思想―『キングダム』で解く中国大陸の謎

  • ウェブストア用在庫がございますが僅少です
    (※複数冊ご注文はお取り寄せとなります)
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷予定日】
    ■通常ご注文日の翌々日~4日後に出荷

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫状況は刻々と変化しており、ご注文手続き中やご注文後に在庫切れとなることがございます。
    ◆出荷予定日は確定ではなく、表示よりも出荷が遅れる場合が一部にございます。
    ◆複数冊をご注文の場合には全冊がお取り寄せとなります。お取り寄せの場合の納期や入手可否についてはこちらをご参照ください。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)をご利用いただけます。
    【カートに入れる】を選択後に全国店舗の中からお受け取り店をご指定下さい。詳細はこちら
  • サイズ 新書判/ページ数 205p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784087210750
  • NDC分類 124.5
  • Cコード C0222

内容説明

現代中国の力の源泉は、十四億という膨大な人口にある。では、なぜこれほどの人が暮らす広大なエリアを、中国の歴代帝国は何度も統一し支配することができたのか?そのような場所は、人類史上、中国大陸以外に存在しない。答えは初の統一帝国・秦にある。秦が採用した「法家」の思想と統治のノウハウが二千年にわたって引き継がれたために、中国は繰り返し統一されたのだ。では、法家とはどのような思想なのか。漫画『キングダム』では法家改革後の秦が見事に描かれている。本書では、『キングダム』に流れる地下水脈を、二十五点もの名場面を引用しながら縦横に解説する。

目次

第1章 『キングダム』前夜―春秋戦国時代はなぜ550年も続いたのか?(『キングダム』以前の歴史 周~春秋戦国時代;氏族制とはなにか)
第2章 法家と秦の大改革(秦の歴史1 起源から変法へ;商鞅の変法)
第3章 中華統一と空前の権力(秦の歴史2 「戦神」昭王と始皇帝;秦帝国の中国大陸統治)
第4章 始皇帝はなぜ儒家を憎んだのか(奇妙な儒家)

著者等紹介

渡邉義浩[ワタナベヨシヒロ]
1962年東京生まれ。筑波大学大学院歴史・人類学研究科博士課程修了。文学博士。現在、早稲田大学理事・文学学術院教授。大隈記念早稲田佐賀学園理事長。三国志学会事務局長。専門は古代中国思想史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

出版社内容情報

【『キングダム』から、2000年間、中国を「影」から支配してきた原理を読み解く! 】

・秦の統一は400年早かった。秦を「異常な国」に変えた法家の思想
・媧燐も李牧も呉鳳明も、なぜ「他国を滅ぼして中華統一する」と言わないのか?
・なぜ鄴の城主は難民を受け入れたか? 背後にあった氏族制社会
・李牧の「七国同盟」は、既得権者たちの抵抗の象徴
・2000年間、中国大陸を規定してきた国家モデル「古典中国」
・中国人はなぜこれほど「自信満々」なのか?

【本の内容】
●秦は「ベンチャー的体質」ゆえに中華統一できた●
初の中華統一を成し遂げた秦は、もともと「田舎の小国」に過ぎなかった。
しかし、既得権者も少数だったため、リーダーが「抵抗勢力」を封じ込めることができた。
「技術革新」にいち早く対応し、新たな社会体制を構築できたのだ。
一方の六国は、フットワークが重く、テクノロジーがもたらす「新しい秩序」に背を向けたことで、秦に敗れた。

●法家は歴代帝国に引き継がれた●
秦が社会体制変革を行なう際に、理論的支柱となったのが「法家」の思想だった。
これにより、国内の全リソースを「君主」一人が管理・収奪するシステムを作り上げる。
秦の滅亡後も、法家は形を変え、歴代国家に引き継がれた。
結果、人類史上、中国大陸でだけ、繰り返し統一帝国が興ることとなった。
中国大陸の帝国が、広大な領土を中央から一律に支配し続けたのは、「始皇帝の遺産」を引き継いだからなのだ。
そして、法家は現代中国でよみがえりつつあるように見える。

●『キングダム』で通奏低音のように流れる法家●
原泰久氏の漫画『キングダム』では、法家改革後の秦と、旧式の社会体制である六国の対比が見事に描かれている。
本書では、『キングダム』という物語に流れる地下水脈を、25点もの名場面を引用しながら縦横に解説する。

【目次】
第1章 『キングダム』前夜 ‾春秋・戦国時代はなぜ550年も続いたのか?
第2章 法家と秦の大改革
第3章 中華統一と空前の権力
第4章 始皇帝はなぜ儒家を憎んだのか
第5章 理想のゆくえ

【著者略歴】
渡邉 義浩(わたなべ よしひろ)
1962年、東京生まれ。筑波大学大学院歴史・人類学研究科博士課程修了。文学博士。
現在、早稲田大学理事、文学学術院教授。大隈記念早稲田佐賀学園理事長。三国志学会事務局長。専門は古代中国思想史。
『三国志 演義から正史、そして史実へ』(中公新書)、『三国志事典』(大修館書店)、『春秋戦国』 (歴史新書)など著書多数。