集英社新書<br> イスラーム入門―文明の共存を考えるための99の扉

個数:
電子版価格
¥748
  • 電書あり

集英社新書
イスラーム入門―文明の共存を考えるための99の扉

  • 提携先に2冊在庫がございます。(2024年04月20日 08時37分現在)
    通常、5~7日程度で出荷されます。
    ※納期遅延や、在庫切れで解約させていただく場合もございます。
    ※1回のご注文は10冊までとなります
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷予定日】
    通常、5~7日程度で出荷されます。

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 新書判/ページ数 256p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784087208696
  • NDC分類 167
  • Cコード C0214

出版社内容情報

99のトピックでイスラームの用語や重要人物を概説。スンナ派4大学派や近現代の著名な思想家もピックアップし、かつコラムで大川周明や井筒俊彦といった日本の研究者にも言及する類を見ない入門書。




中田 考[ナカタコウ]

内容説明

イスラーム教徒(ムスリム)が少ない日本では、その教え自体になじみが薄い。よくわからない一方で、日々の報道を通じ中東の戦争や、欧州のテロ事件、難民といった言葉でイスラームのイメージが形作られています。世界のムスリムの人口が16億人を超えると言われる今、無益な文明の衝突を減らすには、相手のロジックを知り考えることが何よりも大切なはずです。本書は、日本人イスラーム法学者が、「ムハンマド」「スンナ派」など、99のトピックでイスラームの教えと歴史をやさしく概説し、その多様性と共存の可能性へと目を開く一冊です。

目次

第1章 法の宗教(ムハンマド アッラーの啓示を授かり、イスラームを開いた預言者;啓典の民 私的空間においては、宗派ごとに自治が認められていた ほか)
第2章 イスラームの下の暮らし(インシャーアッラー 神の助けなしに何かができると思うのは人間の思い上がり;偶像崇拝の禁止 偶像とは自己の欲望の投影 ほか)
第3章 イスラーム人物伝(ブハーリー ハディースの偉大な編纂者;イブン・ヒシャーム 最古のムハンマドの伝記の作者 ほか)
第4章 イスラームと現代(ダール・イスラーム 「イスラームの家」回復の義務;サイイド・クトゥブ ムスリム同胞団最大のイデオローグ ほか)

著者等紹介

中田考[ナカタコウ]
1960年岡山県生まれ。イスラーム学者。同志社大学客員教授。東京大学文学部卒業後、カイロ大学大学院文学部哲学科博士課程修了(哲学博士)。在サウジアラビア日本国大使館専門調査員、山口大学教育学部准教授、日本学術振興会カイロ研究連絡センター所長、同志社大学神学部教授等を歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

よっち

31
世界のムスリムの人口16億人を超えると言われる今、日本人イスラーム法学者が「ムハンマド」「スンナ派」など99のトピックでイスラームの教えと歴史、多様性を解説した一冊。本書は宗教としてのイスラームの基本教義やその宗派とそれが成立した経緯、イスラーム教徒の信仰生活や社会の仕組みといったイスラームを理解するためのキーワードを取り上げつつ極力分かりやすい言葉で解説していて、全体像や関連性を把握するにはもうひと工夫あると良かったかな?とも感じましたが、イスラームの現況を知るには参考になる部分も多かったと思いました。2017/03/28

ビイーン

24
イスラーム世界は私にとって文化的秘境であった。「おのれ自身を知る者はその主を知る」なるほど予言者ムハンマドの言葉は深い。自分の理解の限界を自覚しよう。この本は理解できない異文明のものたちと共存するにはどうすべきなのか、を考えるキッカケを与えてくれる。2020/12/04

Kent Kaseda

10
イスラーム用語集。教科書的なイスラーム入門書と併用する副教材として適している。イスラーム法や学派に関連する部分は複雑で、一読しただけでは理解しきれなかった。この複雑さが中東諸国やイスラームが抱える問題の一因ともいえる。2017/06/18

Amano Ryota

7
共存と言うのは、理解し合うことではなく、分からないことを無視することでもなく、自分が相手を知らないという事実を受け入れることなのだと思う。そして、良い入門書は知る気持ちを後押しする。「読者諸賢が目にするイスラームとはまず、こうしたイスラーム教徒たちが引き起こした出来事、紡ぎ出した言説、いや、それについての『噂』です。噂話とはえてしてあてにならないものですが、それはそれで構わないのです。噂の真相を知りたくなれば、自分でそれを見るにしくはありません。私たちは噂話を通して、世界の真実を知る旅に誘われるのです。」2017/04/06

kenitirokikuti

5
えっ、バーナード・リーチってバハイ教を信仰してたの? (p.220)知らんかった。2018/02/24

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/11521677
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。