集英社新書<br> 自民党と創価学会

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集英社新書
自民党と創価学会

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  • サイズ 新書判/ページ数 218p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784087208351
  • NDC分類 312.1
  • Cコード C0231

出版社内容情報

権力の座を死守するためなら、敵対した過去など忘れてしまう自民党。連立与党に居座るためには「平和の党」の看板をも捨てる創価学会=公明党。この理念なき「野合」の腐敗構造を徹底糾弾する!




佐高 信[サタカマコト]

内容説明

90年代前半、自民党は機関紙『自由新報』において、池田大作創価学会名誉会長による金銭・権力の掌握構造や、政教一致問題を焦点に徹底的な批判を展開した。しかしそのわずか数年後には掌を返すように公明党と連立、「自公政権」は現在に至るまで続いている。権力の座を死守するためなら、かつての政敵とも簡単に手を握る自民党。政権与党に居座るためなら「平和・福祉の党」の看板を汚す公明党=創価学会。この両党の親和性と癒着の構造を、膨大な資料、証言をもとに徹底追及する。

目次

第1章 「自由新報」の激しい創価学会批判
第2章 禁じ手だった「自公連立」(「密会ビデオ」問題;「公明党の原理的滑落」(再録)
連立の経緯と副作用)
第3章 自民党の変質(戦うリベラル、白川勝彦の絶縁状;自民党の国権派と民権派;安倍自民党が敗れた「佐賀の乱」)
第4章 創価学会・公明党の体質とゆくえ(『創価学会を斬る』と『公明党の素顔』;二人の元委員長への罵詈雑言)

著者等紹介

佐高信[サタカマコト]
1945年、山形県生まれ。慶應義塾大学法学部卒業後、高校教師、経済誌編集長をへて評論家に。「週刊金曜日」編集委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

jima

18
なるほど。2016/06/06

coolflat

15
藤原弘達『創価学会を斬る』から引用した一文に唸った。1969年初版との事だが、47年も前に現在を言い当てている。それはこうだ。“(公明党が)自民党と連立を組んだ時、ちょうどナチス・ヒトラーが出た時の形と非常によく似て、自民党という政党の中にある右翼ファシズム的要素、公明党の中における宗教的ファナティックな要素、この両者の間に奇妙な癒着関係ができ、保守独裁体制を安定化する機能を果たしながら、同時にこれを強力にファッショ的傾向にもっていく起爆剤的役割として働く可能性も非常に多く持っている。”慧眼と言う他ない。2016/10/19

乱読家 護る会支持!

4
現代の議員選出の仕組みは、、与党も野党も例外なく、、、 利益誘導を期待する支持者がいて、支持者により選挙で勝てる議員がいて、、、支持者の為に「本来の立法活動」より「利益誘導活動」を優先する職業政治家システムが定着。本当に国民のことを考えている国士といえる国会議員はほんの僅か。頼みの綱は、利益還元されない無党派層であるが、マスコミの印象操作に簡単に騙される。結局、国を変える為には、社会の事を一生懸命に学んで、自分の頭で考えれる国民が増える事。結果として本来の国士を探し出せる国民が増える事しかない。2017/01/04

悠々人

3
自民党と公明党の関係が、少しは理解できました。それにしても、創価学会って凄い組織力を持っていますね。だけど、この本、引用が多すぎますね。2016/10/19

A

2
公明党と創価学会の基本的なことがわかっていないためかあまり入ってこなかった。 筆者が自公両党とも政権を握るための協力しているのを批判しているこは分かった2020/07/07

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