集英社新書ノンフィクション<br> ひらめき教室―「弱者」のための仕事論

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集英社新書ノンフィクション
ひらめき教室―「弱者」のための仕事論

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  • サイズ 新書判/ページ数 221p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784087208276
  • NDC分類 726.1
  • Cコード C0236

出版社内容情報

コミックス累計部数2千万部を突破する人気漫画『暗殺教室』の作者と、世界的評価を集めるデザイナーが教える、「弱者」のための仕事論。自身の弱さを認め、そこから目的までになにを埋めるかを考える。

内容説明

コミックスの売上が累計二千万部を超える『暗殺教室』の漫画家、松井優征。デザインオフィスnendoを率い、プロダクトから建築まで、デザイナーとして世界的に高い評価を集める佐藤オオキ。「ものづくりに関して考えることが、ほとんど共通している」という二人のクリエイターの対話から明らかになる、創作活動でのひらめきの法則と、仕事や人生における問題解決のスキルとは?「才能」ではなく、自分の「弱さ」を自覚することから始まる、あらゆる職業に通じる驚きの仕事論。

目次

第1章 漫画の時間(デザイナーと漫画の親密な関係;漫画家のアトリエ;公務員になる才能がなかった ほか)
第2章 デザインの時間(参加するみんなが「これは自分達の作品」と認識する状態;デザインは不便を前提に考える;実用性についてリサーチをしたら、アイデアは絶対出てこない ほか)
第3章 ひらめきの時間(初対面後の交流;連載を持つまでの苦悶の期間;nendoを立ちあげるまで ほか)

著者等紹介

松井優征[マツイユウセイ]
1979年埼玉県生まれ。漫画家。2005年、「週刊少年ジャンプ」誌にて『魔人探偵脳噛ネウロ』(全二三巻/ジャンプ・コミックス)で連載デビュー

佐藤オオキ[サトウオオキ]
1977年カナダ生まれ。デザイナー。nendo代表。2002年早稲田大学大学院理工学研究科建築学専攻修了。2012年EDIDAデザイナー・オブ・ザ・イヤー等受賞多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

naji

32
スイッチインタビューで観て、凄く良いなぁ〜と思っていた内容の書籍化でした。仕事でのアプローチ法の相違がなかなか面白い。マーケティングとデザイナーの両方の視点があり、見方の奥の深さを感じた。また、何と言っても佐藤オオキ氏と松井優征氏の対談はお互いの事柄に関するフィーリングを上手く(笑?)言語化出来ている点に惹かれました!イメージの具現化は大事ですね。2016/05/04

Kentaro

28
デザインというのは恐らく、右脳型と左脳型のタイプがいて、感性やセンスで戦える人がいるといいます。 そこでヨーロッパに行って、ペンを手にした瞬間、魔法のように美しい曲線を描いてしまうような天才たちを前に佐藤さんは、これは自分にはできない、自分には敵わないと、自分の才能のなさ、弱点をいち早く察し、認めたといいます。 自分の弱さを一度認めた人間は、本当に強いのだそうです。自分が下手だと思っているので、粘り強く頑張り続けられるからです。 そして、松井さんの漫画の方も弱者が強者を倒すための戦略になっています。2019/02/27

ひろし

25
『暗殺教室』著者とデザイン会社社長の対談本。お二人共クリエイターだけあって『なにかを生み出す』ことが全体のテーマになっている。頭が固くてクリエイティブな職種ではない自分にとって、この本は脳ミソの普段使っていない部分をずんずん刺激してくれた気がする。やっぱり、どんな分野でも自分の武器を持っている人同士の対談は面白いな。2016/04/10

トラシショウ。

25
先日長期に渡った人気連載「暗殺教室」を見事完結させた漫画家と、世界的デザイナーの二人による、一見ネガティブともとれる言葉で綴られる、弱者からの生存戦略的な仕事論についての対談集。端々に笑いを忘れない、会話の起伏、緩急をよく心得た二人のやりとりが心地よく、巻末までスラスラと読めたけど、「ひらめき教室」と言うタイトルはちょっとミスマッチかな。この手の自己啓発系のテキストに頻繁に使われていそうな、「才能」「努力」「情熱」と言った言葉が殆ど登場しない、肩肘張らずに物事を進める為の対話集(以下コメ欄に余談)。2016/03/22

緋莢

22
松井「自分の才能のなさ、弱点を一回認めた人は本当に強い」、佐藤「『何でそんなに頑張るの?』と聞かれたら、自分が下手なことがわかっているからとしか答えようがない」アニメ、映画化もされた『暗殺教室』の著者と、プロダクトから建築まで、世界的に評価の高いデザイナー。初対談で意気投合、その後も交流を続ける二人。TV番組「SWITCH インタビュー達人達」と、その後の対談を加えた本。2016/05/07

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