集英社新書<br> 沈みゆく大国アメリカ―逃げ切れ!日本の医療

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集英社新書
沈みゆく大国アメリカ―逃げ切れ!日本の医療

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  • サイズ 新書判/ページ数 222p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784087207859
  • NDC分類 364.4
  • Cコード C0231

出版社内容情報

アメリカ経済を喰い尽した1%の超・富裕層(スーパー・リッチ)が、日本の医療・介護市場を狙っている。綿密な取材と膨大な資料を通じ、すべてのカラクリを解き明かした衝撃の書き下ろし。沈みゆく大国シリーズ、第2弾!

内容説明

リーマンショック以降、ますます巨大化するウォール街と多国籍企業群の最強タッグ。彼らが次に狙うのは、一〇〇兆円規模の日本の医療・介護ビジネスだ。世界が絶賛する“国民皆保険”に私たちが無関心でいるすきに、他国を次々に食い物にしてきた強欲資本主義の魔の手がじわじわとのびる。急速に高齢化する日本は、世界規模のマネーゲームから逃げ切ることができるのか?気鋭のアメリカウォッチャーが、綿密な現場取材と膨大な資料を通し書き下ろした。ベストセラー『沈みゆく大国アメリカ』に続く驚愕の姉妹編!

目次

序章 「臨終」の格差(老人天国VS老人地獄;世界最速で高齢化する日本は、投資家たちのドリームランド)
第1章 オバマもびっくり!こんなにアメリカ化していた日本医療(「国民皆保険」を知らない日本人;世界が嫉妬する「高額療養費制度」 ほか)
第2章 (株)アメリカに学ぶ、大衆のだまし方(「オバマケアが成立したのはアメリカ国民が馬鹿だから」(by MIT教授)
アカデミズムの権威を味方につけよ ほか)
第3章 マネーゲームから逃げ出すアメリカ人(「もう奴隷は嫌だ!」ついにキレた医師たち;病気ではなく人間を、人間を通して地域を診る ほか)
第4章 逃げ切れ!日本(「高齢化が医療を破綻させる」は、ウソ?ホント?;財政赤字一〇〇〇兆円の嘘 ほか)

著者等紹介

堤未果[ツツミミカ]
ジャーナリスト、東京生まれ。ニューヨーク市立大学大学院で修士号取得。2006年『報道が教えてくれないアメリカ弱者革命』で黒田清日本ジャーナリスト会議新人賞を受賞。20008年『ルポ貧困大国アメリカ』で日本エッセイスト・クラブ賞、新書大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

みゃーこ

60
アメリカと日本の医療現場の現実と課題といのちの教育の大切さを実感。医療を他人ごとにしてきたツケは何より当事者である私たちにしわ寄せが及ぶ。健康時は他人ごとでも自分が病気になったら慌てて社会を支える制度設計の脆弱な実態に手も足も出ない状況にならないよう自分の体について主体的に国民が参加できるようにリテラシーを持たなければ乗り切れないのだ。今後のこのテーマについてさらに深い分析と現状把握の必要性を感じる。「国民皆保険制度」を持つすばらしい国家として命の価値をビジネスチャンスと見るのか共生の精神を持ち続け、2015/07/11

よこしま

50
国民皆保険を崩しにくる米国にどう対応するか?◆先に続編となる「逃げ切れ!日本の医療」が先に届いてしまいましたが、ここでもインチキだったオバマケアについて取り上げられてるので、理解はできると思います。米国の医師側も国民側も対処できているのが今作の良かったところ。◆しかし米国の日本摂取は今に始まったことではありません。85年のMOSS会議。97年の外資参入。98年には政府が国庫を引き下げ、自治体(≒国民)に負担が大きくなりました。◆先日TPAが可決され、TPPがまた一歩近づいてきます。無知ほど怖いものはない。2015/06/28

紫光日

48
人間は数字に弱く、分厚い文書や小さな文字を見逃す可能性が高く、アメリカの医療が崩壊したのはまさにそれです。そして今、日本、また、本には書かれていないが欧州の医療制度が崩壊しようとしている。TPP、Tisa、TTIPと本に載っていないが中国主導のAIIBには岩盤規制の破壊を示しているのでそういったものには気を付けて見るべきである。2015/05/18

Aby

40
前作で提示された国民皆保険の危機的状況に焦点を当てている.前半では,富裕層のための集金マシンと化したアメリカの医療制度が示されており,引き続きディストピア感満点.後半では,そこから逃げ出した(一部の)アメリカ人と日本で模索されている「協同」的な医療システムが提示されている.ここには救いのかすかな光が差している.まっとうな医療が株式会社で経営するのに向いていないという点は,松尾匡「ケインズの逆襲、ハイエクの慧眼」にも書かれていたな.2015/07/08

AICHAN

37
図書館本。「盲腸手術に200万円」。アメリカではこれが当たり前。日本もそういう社会になりかねない。医療、医薬、介護、教育など金儲けの手段とは無縁の存在であるべき聖域がアメリカではマネーゲームに組み入れられている。その結果、巨大資本による資本主義原理の大型チェーン病院、大型チェーン老人ホームが全米に何百も乱立している。そこに人の命や尊厳を守る理念はない。人員削減、人件費削減で最悪の医療と介護が行われる。製薬会社は政府と癒着して高い薬価を設定し医療費を吊り上げ、保険会社は保険料を上げて金儲けに狂奔する。2016/05/17

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