集英社新書<br> 縄文人からの伝言

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集英社新書
縄文人からの伝言

  • 岡村 道雄【著】
  • 価格 ¥880(本体¥800)
  • 集英社(2014/07発売)
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  • サイズ 新書判/ページ数 200p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784087207460
  • NDC分類 210.2
  • Cコード C0221

出版社内容情報

日本人のルーツは弥生人、という通説に真っ向から抗い縄文に日本人のルーツを求める著者が、現代日本と縄文の連続性を独自の切り口から考察。1万年も平和が続いた時代に我々が学ぶべきこととは?

内容説明

縄文と弥生は断絶していなかった!我々の古代観を一変させた縄文研究の第一人者が、居住環境、流通システム、葬送の儀礼他、現代日本と縄文の連続性を全く独自の切り口から考察。著者は、通説に真っ向から抗い、弥生ではなく縄文に日本人のルーツを求める。今日の日本人にも通じる「自然物に根ざした食生活」や「共同体の祈りや祭り」、そして、一万年も平和が続いた奇跡の時代に我々が教えられることとは?大胆な論考から、縄文時代に現代人が学ぶべきことを探る。

目次

第1章 数百年から千年以上も続いた縄文集落
第2章 海・山の幸と自然物の利用
第3章 定住を支えた手作り生産と物の流通
第4章 縄文人の心と祈り
第5章 墓・埋葬とゴミ捨て場・「送り場」
第6章 縄文的生活文化の終わり

著者等紹介

岡村道雄[オカムラミチオ]
1948年、新潟県生まれ。考古学者。三内丸山遺跡の発掘調査などに関わり、縄文研究者として知られる。東北大学大学院史学専攻修了。宮城県東北歴史資料館、文化庁、奈良文化財研究所などで勤務。現在は「杉並の縄文人」として、縄文的な生活の実践に努めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

翔亀

44
縄文時代。2万年は続いていたというが、この原始の時代に、定住が始まり集落ができ(従って道や水路などの土木工事がされ)、クリなどの栽培が始まり、漆塗りなどの手工業、黒曜石などの交易もされ、乳児死亡率は高いが60歳まで生きる人も多く食物は豊かだった。弥生時代に始まったのは、水田稲作と金属器と権力者の登場ぐらい。次々と新しい発掘により明らかにされつつある縄文時代の姿を総覧的にまとめたのが、前著「縄文の生活誌」と本書だ。剥き出しの弱肉強食でない豊かな縄文時代の姿。新事実の索引として有用だ。しかし…。2015/11/08

おせきはん

11
水場を作る、クリの木を育てる、舟に乗って海を渡り交易する、アスファルトを使用するなど、縄文時代が必ずしも原始的な生活を送っていた時代であったわけではなかったことがわかりやすく書かれており、縄文人の生活ぶりを具体的にイメージできました。2017/03/21

しょー

8
縄文文化を細密に想像できる。そう思えるほど、著者は具体例をもちいて説明してくれた。各遺跡を例示した結果、遺跡が幾多も存在する事実とそれぞれの特徴がおぼろげでも掴めたように思われる。世界遺産登録を目指す縄文遺跡も掲載されている。ぜひとも、世界遺産になってほしい。そのために私のような素人が関心をよせたり、知識を広めると、登録が濃厚になるのではないだろうか。一縄文ファンとして、応援したい。2017/01/30

佐藤一臣

7
焼けた竪穴住居の原因を、不慮の失火・争いによる焼打ち・噴火・祭祀焼却・解体焼却と挙げているが、送り焼却が主なものと見ている。これは住居のみならず他の遺物の焼却も送り儀式と捉えている。珪藻土を食べる特徴、アスファルトの接着剤などの利用、誕生土器の話は面白い。大掛かりな祭祀をやけに誇張しているが、土偶なんかは祈りの道具としてシャーマン出現以前に普通に使われていたのではないかと私は思った。あんまり神聖視し過ぎない方が良いだろう。第六章の縄文から現代までの生活の変遷過程の記述はよくまとまっていて理解の助けになる。2021/12/05

AR読書記録

6
ばらばらとした感想ですが。出土品の極小パズルから骨の元素分析まで、考古学もほんとに大変だけど楽しそう/科学技術の進歩で、同じものから読み取れることもどんどん増えるわけで、まだまだ新しい発見・気づきはあるのだろうな/縄文時代に、あるものでなんとか生きる原始的生活のイメージを持っていたのが恥ずかしいくらい/子供のとき読んでた『まんが日本の歴史』に、フグ中毒で一家全滅の場面が出てきて衝撃を受けていたが、実はどうも違うらしい...と、何十年の時を超えて知るとは/ポリオの女性人骨、たしか科博にあったよね...2018/02/26

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