出版社内容情報
睡眠不足は生体リズムを混乱させ、脳機能発達のバランスを崩し、学校社会からの離脱の主原因となる慢性疲労症候群を招く恐れがある。発達障害や不登校・ひきこもりとの関係などの最新知見も紹介する。
内容説明
乳幼児から高校生まで、「寝ない子ども」が増えている。体内時計の混乱。脳機能が低下する!最新医学による警鐘。
目次
第1章 子どもの夜ふかしが危ない(赤ちゃんの短眠大国、ニッポン;短眠の原因は「夜ふかし」 ほか)
第2章 新生児から乳幼児までの睡眠障害と発達障害(発達障害に対する医学生理学界の最新の考え;睡眠は脳を創り、育て、守る ほか)
第3章 小学生以上の子どもの睡眠障害と不登校・ひきこもり―背景としての小児慢性疲労症候群(不登校・ひきこもり状態の子どもの身体には何が起こっているのか?;不登校児に多い頑張りの生活歴 ほか)
第4章 睡眠時間記録をつけよう(自分の睡眠は自分で評価できる;睡眠時間記録表の見方 ほか)
第5章 家族でできる睡眠改善―大人が変われば、子どもも変わる(副作用なし!予防こそ最良の方策;新生児から乳幼児の良眠のための9のヒント ほか)
著者等紹介
三池輝久[ミイケテルヒサ]
小児科専門医、小児神経科専門医。1942年生まれ。熊本大学名誉教授。兵庫県立リハビリテーション中央病院「子どもの睡眠と発達医療センター」特命参与。日本発達神経科学学会理事長。熊本大学医学部卒業。米国ウエスト・ヴァジニア州立大学留学、熊本大学医学部附属病院長を経て三〇年間、子どもの睡眠障害の臨床および調査・研究活動に力を注ぐ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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