出版社内容情報
現代文明への疑問から武術に解決の道を求めた甲野善紀氏。西洋医学偏重の医療界に疑問を持ち、代替医療を視野に入れた統合医療の道を進む小池弘人医師。対談を通じ、人を活かすためのメソッドを提言。
内容説明
経済を優先するあまり、自然環境のみならず伝統的な人間のつながりをも破壊する現代文明への疑問から武術の世界に身を投じた武術研究者、甲野善紀。一方、西洋偏重の医療界に限界を感じ、代替医療を選択肢に入れた統合医療を実践する医師、小池弘人。この二人が、科学、医療、スポーツ等における一方的な「正統性」を懐疑し、人を活かすための多様なメソッドを提言する。特定の見方、方法論の呪縛を離れ、虚心にリアルな生に向き合う事で、自分自身にとっての人生の「最善手」が見えてくる。武術と医術の叡智が交錯するスリリングな対談。
目次
序 「武」を通じ私は何と闘ってきたのか
第1章 体をどう捉えるのか
第2章 「科学的」という呪縛
第3章 二分割思考で世界は分かるか
第4章 未知に開かれているということ
第5章 美意識が決める生き方
補遺 統合医療の現在地
跋 「医」を通じ私は何をあつかっていくのか
著者等紹介
甲野善紀[コウノヨシノリ]
1949年、東京都生まれ。武術研究者。長年の武術研究で得た身体技法は幅広い分野で注目される
小池弘人[コイケヒロト]
1970年、東京都生まれ。小池統合医療クリニック院長。群馬大学大学院医学研究科卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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