出版社内容情報
豪華講師陣による連続講義の書籍化
「私的新聞論――プロメテウスの罠」依光隆明/「政治学の再構築に向けて」杉田敦/「2020年の中国――世界はどう評価するか」加藤千洋/「科学と人間の不協和音」池内了
内容説明
2012年3月、朝日新聞社と集英社が創設し、各分野の第一人者が連続講義を行った「本と新聞の大学」。白熱した講義の様子を、受講生との質疑応答も含め完全に再現。1では新聞・政治学・中国・科学といったテーマについて、今まさに解決せねばならない課題と向き合い、分野を超えた新たな「総合知」として体系化。今の時代を考える道標を示した。冒頭には、一色氏と姜氏による「日本のこれからを考える」対談を収録。
目次
第1回 日本はどうなる?(「本」と「新聞」と「大学」で、知のあり方を問い直す;三つの不信 ほか)
第2回 私的新聞論―プロメテウスの罠(大本営発表といわれて;間接情報と直接情報 ほか)
第3回 政治学の再構築に向けて(丸山眞男の三つの顔;問題はどこにあるのか ほか)
第4回 二〇二〇年の中国―世界はどう評価するか(中国政治の一寸先は闇;中国の経済成長はいつまで続くか ほか)
第5回 科学と人間の不協和音(科学は人間を幸せにしたか?;“付き焼き刃”の科学 ほか)
著者等紹介
一色清[イッシキキヨシ]
1956年愛媛県生まれ。朝日新聞出版雑誌統括
姜尚中[カンサンジュン]
1950年熊本県生まれ。政治学者。東京大学大学院情報学環教授
依光隆明[ヨリミツタカアキ]
1957年高知県生まれ。朝日新聞編集委員
杉田敦[スギタアツシ]
1959年群馬県生まれ。政治学者。法政大学教授
加藤千洋[カトウチヒロ]
1947年東京都生まれ。同志社大学大学院教授。元朝日新聞編集委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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