出版社内容情報
世田谷区から変わる日本政治!
東日本大震災後、脱原発を訴え、世田谷区長に当選した著者。地域から始める電力の自由化の試みや地方自治の現場での首長の具体的な仕事内容と奮闘を伝え、自治体から日本を変える提言の書。
内容説明
二〇一一年東日本大震災と福島第一原発事故を受け、同年、脱原発を訴えて、人口八八万人をかかえる世田谷区長に当選した著者。就任後は区役所から始める節電、不透明な値上げをめぐり東京電力へデータ開示要求、電力の自由化とエネルギーの地産地消をめざす「世田谷電力」の計画など、自治体の長だからこそ提案できる施策を次々に実行に移してきた。外からは見えづらい地方自治の現場における首長の具体的な仕事内容とはどんなものなのか?本書は、国政が混迷を極める今こそ、自治体が発信力を高め、地域が連携することで日本を変えようという提言である。
目次
第1章 すべては「3.11」から始まった
第2章 全国初の「脱原発首長」誕生
第3章 区長のお仕事
第4章 東京電力とのバトル
第5章 電気料金値上げのトリックを見破る
第6章 「世田谷電力」とエネルギーの地産地消
第7章 夢の続きを…
著者等紹介
保坂展人[ホサカノブト]
1955年宮城県仙台市生まれ。世田谷区長。高校進学時の内申書をめぐり一六年間の内申書裁判を戦う。新宿高校定時制中退後、数十種類の仕事を経て教育問題を中心に追うジャーナリストに。1980~90年代、世田谷区を拠点に教育問題に取り組むプロジェクトを展開。1996年衆議院初当選。衆議院議員を3期11年務め、総務省顧問を経て、2011年、世田谷区長となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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