出版社内容情報
剣豪小説ファン、武術実践者必見の極意世界
吉川英治の小説等でおなじみの孤高の剣豪宮本武蔵。一方徳川家のお家流として採用された柳生新陰流。名古屋春風館に伝わる両者の形の比較と柳生文書『刀法録』で、武蔵と柳生の関係を解明する。
内容説明
吉川英治の小説をはじめ時代劇、漫画等でもおなじみの剣豪・宮本武蔵。かたや徳川家の御家流である柳生新陰流一門。物語の中では往々にしてライバルとして描かれる両者ですが、実は武蔵と柳生の技術、極意には多くの似た点があることが以前から研究者の間で指摘されてきました。そして著者らが所属する名古屋春風館には壮年期の武蔵の円明流と尾張の柳生新陰流が伝えられています。本書は実際の技の比較と、この道場が所蔵している未公開の柳生文書『刀法録』を通じ、武蔵と柳生の思想と技における密接な関係を明らかにするものです。歴史、剣豪小説ファン、武術の実践者必見の極意の世界。
目次
第1章 柳生新陰流と武蔵(柳生新陰流と徳川家康;柳生の活人剣 ほか)
第2章 武蔵と尾張柳生の出会い(武蔵と兵庫助の出会い;尾張での武蔵 ほか)
第3章 柳生と武蔵 身体技法の比較(日本の剣術の特色;柳生と武蔵の身体操作 ほか)
第4章 柳生と武蔵の極意―「石」と「水」(長岡房成の転論、柳生新陰流の極意;『刀法録』の中の武蔵 ほか)
著者等紹介
赤羽根龍夫[アカバネタツオ]
1943年生まれ。早稲田大学大学院文学研究科哲学専攻博士課程修了。神奈川歯科大学名誉教授(哲学)。春風館関東支部長
赤羽根大介[アカバネダイスケ]
1976年生まれ。神奈川歯科大学助教を経て、春風館関東支部柳生新陰流師範(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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