集英社新書<br> 天皇とアメリカ

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集英社新書
天皇とアメリカ

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  • サイズ 新書判/ページ数 252p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784087205329
  • NDC分類 288.41
  • Cコード C0231

内容説明

日本の近現代史を振り返ったとき、天皇は、伝統、宗教、土着、愛国心などを表象し、アメリカは、近代、合理主義、外来文化などの代名詞であったことがわかる。しかし、両極端であるはずのこれら二つのキーワード―「日本的なものの象徴・天皇」と「帝国・アメリカ」は、複合的に絡み合いながら日本と東アジアの二〇世紀に関与し続けてきた。時に、天皇こそ近代であり、アメリカこそ宗教であるという矛盾の中から、果たしてどのような歴史像が浮かび上がってくるのか?二つの奇妙な力の場を拠点に、歴史的想像力の可能性を切り開く。

目次

序章 天皇とアメリカの二〇世紀(天皇とアメリカは均等ではない;転換期―そして帝国の終焉? ほか)
第1章 近代(天皇は近代的であり、アメリカは宗教的である;なぜ近代化のなかで、天皇と神道が結びついたか ほか)
第2章 現代(平和天皇の復元;消えたマッカーサー ほか)
第3章 現在(「民主主義のアメリカ」と「帝国のアメリカ」;日本のオバマは沖縄から? ほか)

著者等紹介

吉見俊哉[ヨシミシュンヤ]
1957年生。東京大学大学院教授(情報学環)。専攻は社会学、文化研究、メディア研究

モーリス‐スズキ,テッサ[モーリススズキ,テッサ][Morris‐Suzuki,Tessa]
1951年生。オーストラリア国立大学教授(アジア太平洋学院)。専攻は歴史学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ceskepivo

1
一時期、日本社会にとって天皇制は必要なのだろうか、と考えていたことがあった。しかし、本書を読むと日本社会の安定にとって天皇制が代替性のない役割を果たしていることがわかる。マッカーサーが日本をキリスト教化するために天皇をキリスト教に改宗させようとしたのは初めて知った(102頁)。2010/03/14

O

0
対談だけど、読みにくかった。知識不足だな~。だけど、女性性・男性性に関しては天皇制度からヒントが得られそう。2017/12/25

だんご

0
対談って読みやすいんだな(笑) 自己に対する過剰意識、自己防衛本能から、他者をヘイトしたり、知り合いなのかもよくも知らん人のいいねを渇望したりする。 みんな他人を意識しすぎているようでその実、全く他人への想像力なんて消え去ってて無関心。 記号化された他人と無限に手をつないでる感じ。 究極の自己中心なう。2017/08/22

takashi1982

0
ANU(歴史学)のM・スズキと東大(社会学)の吉見による対談。 (後日、編集)2011/01/23

michok

0
本文の両者の対談も読み応えがあるが、吉見氏のエピローグにも興味を惹かれた。2010/11/21

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