内容説明
クリエイター・高城剛は、金融危機の渦中にあったロンドンで、一つのムーブメントに出会う。かつてこの街の路上からパンクやニューウェーブが生まれたように、21世紀のロンドンの路上からは「オーガニック」というムーブメントが広がっていた。それは単なる健康食ブームではなく、20世紀的資本主義からの解放を希求する「運動」だ。オーガニックという価値観をキーワードに、21世紀を生き抜くためのライフスタイルを探る。
目次
第1章 21世紀のオーガニック・ロンドン(真のグローバリゼーションとは“リキッド化”した世界である;「ハイパー・ノマド」の時代;ポスト・デジタルとしての「オーガニック」 ほか)
第2章 オーガニックへ至る道―イギリス“金融帝国”の狂騒と凋落(流動性都市ロンドン;たった10年で20世紀を駆け抜けたイギリス;1997年までのイギリスは19世紀だった!? ほか)
第3章 オーガニック・ライフ実践編(日本の“オーガニック”は本当のオーガニックではない;思想にこだわるイギリス人、行為にこだわる日本人;「○○バーガー」がニュースになるのは日本だけ? ほか)
著者等紹介
高城剛[タカシロツヨシ]
1964年、東京都生まれ。映像作家・DJ。日本大学芸術学部在学中に「東京国際ビデオ・ビエンナーレ」でグランプリ受賞。CM、音楽、映画制作などメディアと国境を超えて活動中。総務省情報通信審議会専門委員などをつとめる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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