集英社新書<br> 資本主義崩壊の首謀者たち

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資本主義崩壊の首謀者たち

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  • サイズ 新書判/ページ数 238p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784087204896
  • NDC分類 332.53
  • Cコード C0233

内容説明

一九八九年にベルリンの壁が崩壊して、ソ連の共産主義は崩れ去った。そして二十年が経ち、今度はアメリカの資本主義が大崩壊を始めた。AIG、シティグループなどの実質的な国有化からもそのことは明らかであり、国家による一連の救済策は資本主義のルールではなく、社会主義、共産主義のルールに則っている。本書は、この重大な歴史認識を持つことから説き起こして、グローバリズム~金融腐敗という未曾有の大混乱を誰が招いたのか、ことの真相を明らかにし、さらに国民の資産を守るために、日本がとるべき新しい進路を指し示す。

目次

第1章 自作自演の仮面舞踏会に酔った金融大国(リーマン・ブラザーズ倒産―ことの本質;過去の歴史から何を学ぶか―世界大恐慌;原油価格と穀物価格はなぜ高騰したか ほか)
第2章 誰がこのような世界を創り出したか(最大の責任者は財務長官ロバート・ルービンとローレンス・サマーズ;シティグループの誕生と現在のアメリカ銀行界;ウォール街から証券会社は消えたのか ほか)
第3章 日本がとるべき新しい進路(リーマン・ブラザーズたちが日本に残した足跡;日本はアメリカの奴隷国家か;日本政府が買いこむ外貨は何に使われるのか ほか)

著者等紹介

広瀬隆[ヒロセタカシ]
1943年東京生まれ。作家。早稲田大学卒業。近年、アメリカ合衆国の権力構造を政財界の人脈調査から精力的に分析・研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

James Hayashi

28
リーマンショックから10年経つが株価暴落から見事に復活。大儲けしている人間は金融界を牛耳っている人間たち。本人でなくてもファミリーとして利益を得ている。ユダヤやロスチャイルドの金融支配を説明。2019/07/10

あちゃくん

18
もっと経済について勉強しなきゃという気にさせられました。2013/04/21

猫丸

12
自分の興味の薄いジャンルはこういう話なんだなあ、と確認できたような読書体験。資本主義の歪みをもたらした経済理論について書いてあるんかいな、と期待したところ、展開されていたのは金融マフィアが米政府の中枢に入り込んで私利私欲を追求する裏現代史であった。極論すれば「事実には興味が無い」のだな。事実そのものを貫く斬新な理論とか、せめて事実を駆動する人間の extraordinary な側面を強調してくれたらよかったけれど、それは無い物ねだりですね。にしても広瀬氏の粘着的調査力は大したもんだな。2021/07/06

ちくわん

7
著者は広瀬隆氏。二昔前にすごく話題になった本があった記憶が。(タイトルも、読んだかすら覚えていないが)グローバル経済という、理解困難なテーマだが、氏の説明はわかりやすい。ロジックがシンプルなのか。米新聞掲載の風刺漫画が効いた例えになっているためか。略歴ありの人名が豊富なためか。確かにマスコミで取り上げられる解説と著しく異なる。氏の関連本(世界金融戦争ほか)も読んでみたい。真実はあまりに冷酷で、自己中心的で、偽善的だ。2018/08/15

Hyos(元jpn1024)

5
リーマンショックを主なテーマとし,アメリカをはじめとする自由主義が世界経済に及ぼした影響などを考察. 情報量が多くて咀嚼するのが大変だった. とりあえず軽く読んでおいた. メモ...アメリカのローンサイクル:貧乏人が銀行から金を借りる→返済できる当てもなしに無担保で一軒家を建てる→これを担保に自動車を買う→これを担保に→以下略. こうしてクレカのような形で所有物を担保化し,格差社会においても貧乏関係なしに贅沢できる人々がいたわけだが...2019/06/27

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