内容説明
「男を立てる」、「内助の功」―そんな言葉はどこへいってしまったのだろうか。二十一世紀を迎えた今、家族、夫婦、男女のありようが激変している。自己主張を強める妻と、その妻を御せない夫が築く未熟な家族模様は、さまざまなトラブルの元になっている。夫婦がばらばらで、その子どもが情緒豊かな、バランスの取れた人間に育つはずがない。家族を再生するには、まず夫婦の再生が必須である。数多くの人気ドラマを通して家族のありかたを問い続け、さらには一人の妻としても徹底して生き、夫の前では決して原稿用紙を広げなかったという著者の、時代に媚びない夫婦回生の秘訣。
目次
夫婦は喧嘩で一つになれる
男にも一分あり
鬼も心次第で福となる
女が変われば男も変わる
知らぬは男ばかりなり
子育てのあとは夫育て
内助の功は女の誉れ
それでも男子厨房に入らず
男の愚痴には理由がある
夫婦に格式あり
度量も女の器量の一つ
そしらず言葉にこやかに
関白亭主は女房思い
子は鎹にあらず
女騙すも男の甲斐性
女に三従の道あり
夫婦は破れ鍋に綴じ蓋
舅姑に仕えて高ぶらず
篤く亭主を尊べ
先に逝かない
始末の付け方
一人だけど一人じゃない
著者等紹介
橋田壽賀子[ハシダスガコ]
1925年、京城生まれ。日本女子大学卒業後、早稲田大学文学部芸術学科入学、中退し、松竹に入社。その後フリーの脚本家に。橋田文化財団理事長。「となりの芝生」「おんな太閤記」をはじめ、数多くの脚本を手がける。なかでも「おしん」は大反響を呼び、「渡る世界は鬼ばかり」は続編が制作され続けている。菊池寛賞、紫綬褒章、勲三等瑞宝章ほかを受勲、受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Atsushi
ゆー。
鈴木双葉(全日本目が死んでる団団長)
kojikoji
ジョニー出ッ歯