集英社新書
イランの核問題

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  • サイズ 新書判/ページ数 222p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784087204414
  • NDC分類 319.8
  • Cコード C0222

内容説明

イランのアフマディネジャド大統領が推し進める核開発の真の狙いは何か―?フランスで最も権威のある文学賞・フェミナ賞(エッセー部門)を受賞した核問題の専門家が、世界の安全保障を揺るがす事態を鋭く解明。アメリカ、ロシア、中国、パキスタン、インド、イスラエル、北朝鮮、エジプト、サウジアラビア、南アフリカ共和国等の世界十ヵ国や、EUおよび国際原子力機関(IAEA)が、これまでにどのような立場を取り、今後どのような行動を起こすべきなのかを、多角的に分析した渾身の論考。本書一冊で、現代世界の核をめぐる地政学をコンパクトに一望できる。

目次

イラン―核の軍事利用への疑い得ぬ野心
ヨーロッパ―一貫性に欠ける戦略
アメリカ―麻痺状態に陥った登場人物
ロシア―信頼できないパートナー
中国―イランにとって確かな盟友
パキスタン―秘密の供給者、落ち着かない隣人
インド―エネルギー需要、国内政治、対米接近
イスラエル―存在自体にかかわる脅威
北朝鮮―見習うべき先達
エジプト―国防政策を見直す機会
サウジアラビア―ペルシャ湾を挟むライバル
南アフリカ共和国―謎めいた登場人物
IAEA―「まだ安保理には報告するな」

著者等紹介

デルペシュ,テレーズ[デルペシュ,テレーズ][Delpech,Th´er`ese]
フランス原子力庁戦略研究局長、フランス国際問題研究所客員研究員、ロンドンの国際戦略研究所顧問、国連監視検証査察委員会委員、赤十字国際委員会顧問。『野蛮の世紀』で2005年のフェミナ賞(エッセー部門)と06年のモンテーニュ賞を受賞

早良哲夫[サガラテツオ]
1933年東京生まれ。NHKカイロ支局長等を経て翻訳家に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

コンタミ

1
2008年出版 非常に詳しい 各国との関係も、1章ずつ設けて丁寧に解説されている2017/10/22

viceversa8

0
南ア、六フッ化ウラン、濃縮工場、IAEA2016/09/24

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