集英社新書
ビートたけしと「団塊」アナキズム

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  • サイズ 新書判/ページ数 253p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784087204025
  • NDC分類 779.14
  • Cコード C0236

内容説明

2007年~、大量に離職する「団塊世代」が、いま多様な形で生活者となり「社会回帰」を始めている。1976年、堺屋太一氏によって命名されたこの集団は、30年経った今でも、さまざまなステレオタイプとして語られ続ける。700万人と言われるこの人間の「塊」は、はたして何者なのだろうか?著者は「団塊」世代の1年先輩格として、ややもすると近親憎悪的手法で「団塊の先頭集団」を走り抜けたひとりの男・ビートたけしを追い続け、「その世代」の正体を暴こうとする。そしてついに著者が導き出した「団塊の世代」の驚くべき4つのキーワードとは。

目次

序章 ビートたけしは「団塊アナキスト」である
第1章 ビートたけしは「反逆の自己演出家」である
第2章 ビートたけしは「偽装せるモラリスト」である
第3章 ビートたけしは「孤絶を楽しむ無頼派」である
第4章 ビートたけしは「血と凶気の擁護者」である
終章めいた後書き ビートたけしの人生は、いつも綱渡りである

著者等紹介

神辺四郎[コウノベシロウ]
1946年生まれ。茨城県出身。早稲田大学政経学部卒。出版社編集部勤務を経て、フリー編集者・ライターに(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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