内容説明
仕事や人間関係、家族の問題や子育て、恋愛など、人はさまざまなストレスを抱えて生きています。一人ではなかなか解決できない悩みを抱えている人も、少なくありません。そのような状態に陥ったとき、どうしたらそこから抜け出せるのでしょうか。どうすれば、きっかけをつかむことができるのでしょう。さまざまな職業、年齢、家族構成の人たちに接してきたセラピストが、“幸せ”になれる秘訣をやさしく語ります。
目次
1章 「自分」をよく知ろう
2章 「相手」を正しく知ろう
3章 「聞く」と「伝える」の練習
4章 「日々の暮らし」を見直す
5章 症状別“心のトラブル”対処法
6章 「自立」について考える
著者等紹介
志村季世恵[シムラキヨエ]
バースセラピスト。ターミナルケアにも関わり、人間の誕生から臨終まで見つめたセラピーに携わる。妊婦や子どもを持つ親、子どもを含め、心にトラブルを抱える人をメインに治療を行っている。自己受容のワークショップをしたり、子育て中の親、自閉症やイジメに悩む子どもを対象としたワークショップも開催。「こども環境会議」代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ごへいもち
23
がんばらなくちゃ2021/07/03
スズコ(梵我一如、一なる生命)
10
確かにその通りです、という内容で、具体的な方法も提案されているのが良かった。パラパラ流し読み読書。書かれていることは大切なのになぁ。。。2015/08/23
bros
9
『子どもの気持ちがわからないときに読む本』の紹介本。親が幸せでないと子どもは幸せになれない。困った時、助けを求めれる大人になれてない時は【してあげている】→結果=恩着せがましく感じさせてしまうのは悪循環。2013/07/16
青木 蓮友
7
痒いところに手が届くという表現がまさしくぴったり、このガッツリ具体的な方法に現実の凄みをみた。本気の癒やしのひと、志村さんだ。こんなにも至れり尽くせりなのに、それでもやっぱり難しい。それも、このひとは分かってるんだろう。このレッスンの深いところにある自然に対する敬意、畏れ。この傲慢でなさ、謙虚さに触れて、なにかとてもいいものがわたしのなかに満ち満ちてくる。わたしたちができうるところまではやりましょう、と。与えられた命、活かしましょう、と。参ったね、何だか泣けてきてしまった。思わず、合掌。2015/11/16
くっきー
3
ついついマイナス思考になりがちな私には、これができたら苦労はしないんだよな〜って思うことばかりでした。「聞く」こと「伝える」こと「見直す」ことの具体的な事例が書かれています。娘が生まれてから余裕のなくなることが多く、ダンナさんにあたってしまうことも少なくないので、出来ることから変えていきたいな。2011/07/18