集英社新書
台湾 したたかな隣人

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  • サイズ 新書判/ページ数 206p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784087203325
  • NDC分類 312.224
  • Cコード C0231

内容説明

対中国、対北朝鮮、対韓国…東アジア地域における日本の位置取りには常に緊張感がつきまとう。経済的に中国との関係を密にしながら、一方では政治的警戒を緩めない米国も、中国と台湾の関係には神経質になる。そんなアジアで、台湾は独自の歩みを続けている。中華人民共和国の成立から半世紀以上―すでに経済的にも台中関係は激変し、「台湾独立」の意味も変わった。そんななか、更に、陳水扁・民進党が草の根から変えつつあるものがある。台湾在住の日本人ジャーナリストで、民進党を身近に観察し続けてきた著者が、今後のこの地域のキーストーン・台湾の動きを克明にレポートする。

目次

第1章 民進党とはどんな政党か
第2章 民進党と社会運動・市民社会
第3章 国民党独裁体制から民進党の発展まで
第4章 与党となった民進党
第5章 ポスト陳水扁
第6章 アジアの中の台湾

著者等紹介

酒井亨[サカイトオル]
1966年石川県生まれ。早稲田大学政治経済学部政治学科卒業。共同通信社本社経済部記者などを経て、2000年からフリーとなり台湾在住。月刊誌で台湾を中心としたアジア問題について論述(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Koji Hiura

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著者が台湾在住という事で、表面的な部分だけでなく気質等を理解したうえで書いてあるのがよくわかる。 台湾を理解するには読んで損はない内容だと思う。2012/03/28

卓也

0
外省人も台湾化してきており、国共合作路線を進めることは困難になった。国民党にしても民進党にしても、独立した台湾を前提にしてどういう政策を提示していくかが重要になる。さて、曖昧な中台関係で一番得をしているのはどの国か?米国だ。2019/01/15

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