集英社新書
流星の貴公子テンポイントの生涯

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  • サイズ 新書判/ページ数 237p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784087202939
  • NDC分類 788.5
  • Cコード C0275

内容説明

昭和五二年十二月十八日、第二十二回有馬記念における“流星の貴公子”テンポイントと“天馬”トウショウボーイの対決は、日本競馬史に残る名勝負として語り継がれている。そして、このレースを制したテンポイントは、約一ヶ月後に後脚骨折、手術を経て死を迎える運命にあった―。本書は、テンポイントの最期をテレビカメラの映像に収めた著者が、その数奇な血筋の因縁にはじまり、出生、ライヴァルとの激闘、栄光と悲劇、死亡の瞬間までを、関係者への丹念な取材に基づいて描いたものである。

目次

1 北の新星
2 独走
3 勇払原野
4 ライヴァル
5 淀の菊花
6 雪辱
7 栄光のゴール
8 世紀の一戦
9 粉雪舞う
10 流星墜つ
11 歳月

著者等紹介

平岡泰博[ヒラオカヤスヒロ]
1942年大阪府生まれ。大阪府立大学工業短期大学部卒業。67年関西テレビ放送入社。2002年退職し、フリーの映像カメラマンに。『虎山へ』(集英社)で第一回開高健ノンフィクション賞受賞。「生と死の空白時間―脳死現場からの報告」(民放連賞優秀賞、日本テレビ技術賞受賞)、「さよならダックス先生」(文化庁芸術作品賞、民放連賞最優秀賞、日本テレビ技術賞受賞)など多くのドキュメンタリー作品の撮影を担当
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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abc99deg99

6
馬が好きで競馬ルールは最低限理解、年1回位の頻度で競馬場🏇にも行く程度、だったけれど…先日、海外のレースで負傷後、安楽死となった馬がおり(深夜のドバイレースもたまたまその日は起きていて📺️をつけていた、興味があった訳では無いのでその馬が出走していたかは不明)色々調べていたら「テンポイント」に辿り着いた。競馬に行くのは動物園に行く感覚の軽い気持ちで行っていたので、経済動物、サラブレッド(走る為の馬)がケガをしたらどうなるか等深く考えたことは無かったがこんな世界があることを知れた、📖に感謝2025/06/01

ダーブラ

1
40年前の出来事ですが,関東馬が関西馬を凌駕していたり,そもそも関東地区のレースと関西地区のレースに隔たりがあったり,斤量が意味不明な数字だったり,現在とだいぶ状況が違うことが新鮮でした.名馬の事故は悲しいものです.今後こういうことはなるべくあって欲しくないものです.2017/11/16

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