内容説明
恋愛とは何でしょうか?歴史がはじまって以来、古今東西、男性も女性も恋愛についてさまざまなことを感じ、さまざまな言葉を残してきました。文学作品で、論説で、手紙で、インタビューで。時にはたたえ、時には嘆き悲しみ…これら、切実な体験に裏打ちされた言葉の数々は時代をこえて魅力的な輝きをみせています。本書は、有名作家・思想家、俳優、ジャーナリストなどが恋愛の諸相について残した名言や、各国の格言をまとめて紹介するものです。恋ごころや、キスのときめき、結婚やセックスの実情など、大人がニヤリと楽しめる愛の箴言集(アフォリズム)。あなたの心にぴったりくる名言がきっとみつかるはずです。
目次
第1章 恋ごころ
第2章 とまらないこの気持!
第3章 愛すること
第4章 揺れる想い
第5章 愛の現実
第6章 男と女
第7章 快楽の追求
第8章 ああ、結婚!
著者等紹介
ロート,ブリギッタ[ロート,ブリギッタ][Roth,Brigitta]
1940年、ハンガリー生まれのドイツ人ジャーナリスト。高校卒業後パリ、ロンドンで語学を修めた。いったん家庭に入ったが、七〇年代のドイツの新しい女性文学の波に刺激を受け、79年FDP(自由民主党)入党。91年から2002年までミュンヒェン市会議員を務め、議会活動のかたわら、ジャーナリストとしても活躍している
西川賢一[ニシカワケンイチ]
1942年生まれ。東京外国語大学ドイツ語科卒業。翻訳家
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感想・レビュー
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madhatter
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再読。帯に「結婚式のスピーチにも使える!」とあるが、使ったらいかんがな。少なくとも八割くらいは。さて、私は箴言集が好きでよく読むが、この手のものはやはり「箴言集」でなければ意味がない。特に本書のようなテーマの場合、「箴言」として一部を切り取ると、テーマについて部分的なことしか言えず、鼻について嫌らしくなる気がする。多分万言を費やしても、何かについて全体を言い表すことはできないが、斯様に様々な人間の言葉を集めることで、そこに近付くことはできるだろう。そこに自らの箴言を加えることは大前提だが。2012/04/25
真夏みのり
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恋愛に関する名言集。 人の言葉よりも、いろんな国のことわざのほうが上手な言い回しが多かったな。詩人はなんかだ懲り過ぎていて、いまいちな感じがした。2012/02/25