JUMP jBOOKS<br> ゴールデンカムイ 鶴見篤四郎の宿願

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ゴールデンカムイ 鶴見篤四郎の宿願

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  • サイズ 新書判/ページ数 258p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784087035599
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0293

出版社内容情報

日露戦争のさなか。戦場という巨大な密室では、正気を失うことこそ美徳とされる。鶴見中尉と第七師団の面々が出会った、驚くべき事件の数々とは……。日露戦争での第七師団を描いた、初のスピンオフノベライズが刊行!!野田先生による描きおろしイラスト多数!!

第一話 幽霊歩哨 《谷垣源次郎》
ロシア兵との死闘が続く二〇三高地。死んだはずの兵士が歩哨に立つという。谷垣源治郎はある夜、戦場には似つかわしくない、軽やかな鈴の音を聞いた。そして光の中から、先の戦いで死んだはずの戦友の姿が現れるのを見た……。幽霊歩哨の正体とは?

第二話 白い日本兵 《菊田杢太郎》
ロシア兵のあいだで、「白い日本兵」の噂が広まっているという。白い日本兵は銃弾に当たっても死なずにロシア兵へ向かってくる、おそろしい存在だという。菊田はあることをきっかけに、白い日本兵の真実へ近づいていく……。

第三話 羽二重天幕の密室《宇佐美時重》
二〇三高地での戦いも大詰めを迎えようとしている。宇佐美は捕虜の尋問をするための天幕の設置を命じられた。戦局を左右する貴重な情報を持っている捕虜だという。尋問の担当は鶴見だったが、天幕のなかで事件は起こった……。


第四話 時にはやさしく見ないふり《尾形百之助》
奉天でロシア軍への包囲攻撃をかけた陣中、ありえない事件が起こった。日本兵が何者かに次々と殺害されていくのだ。犯人は恐ろしい怪力を持つ、敵の斥候というのだが……。尾形はやがて、鶴見から事件のことで呼び出しを受ける。

第五話 鶴見篤四郎は惑わない《月島 基》
奉天での戦いは膠着していた。損耗は大きく弾薬も少なく、戦いは難局を迎えていた。ある日の夕食後、月島は鶴見から密命を受けた。それは戦局を決する可能性のある驚くべき秘策であった。


【目次】

内容説明

日露戦争のさなか。戦場という巨大な密室が、不可思議な事件を呼び寄せる!!鶴見中尉と第七師団の面々が見た真実とは…。初のスピンオフノベライズ刊行!!

著者等紹介

野田サトル[ノダサトル]
漫画家。2003年に読み切り「恭子さんの凶という今日」でデビュー。2014年より同誌で「ゴールデンカムイ」を連載。本作で2016年に「マンガ大賞」第1位、2018年に「第22回手塚治虫文化賞」にてマンガ大賞、近年では「この15年に完結したマンガ総選挙」大賞など数々の賞を受賞

伊吹亜門[イブキアモン]
小説家。歴史ミステリ作家。2015年、短編「監獄舎の殺人」で第12回ミステリーズ!新人賞を受賞しデビュー。2019年、『刀と傘 明治京洛推理帖』で、第19回本格ミステリ大賞小説部門を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

ひなにゃんこ

6
★5 ゴールデンカムイのスピンオフ小説。原作漫画本編より前、日露戦争で熾烈を極めた旅順・二〇三高地〜奉天会戦での第7師団に起きた様々な事件について、鶴見の部下達の各視点から、ミステリ仕立てで描かれる。キャラクターの解像度も、ミステリとしても、クオリティが高く、野田先生の描き下ろしの挿絵まである。読み応えがあって満足感のあるスピンオフだった。《「幽霊歩哨」谷垣源次郎/「白い日本兵」菊田杢太郎/「羽二重天幕の密室」宇佐美時重/「時にはやさしく見ないふり」尾形百之助/「鶴見篤四郎は惑わない」月島基》2025/10/21

辺野錠

5
鶴見中尉主役のゴールデンカムイのスピンオフ小説であると同時に日露戦争の現場だからこそ出来るトリックと伊吹亜門先生の小説であることが両立しているのが凄いなと思った。まず序文が後の時代から歴史上の人物である鶴見中尉を振り返ると言う体裁なのがいい掴みになっている。第七師団のマイナーキャラが出るのもファンには嬉しい所。本編の第七師団はモブでさえこの凄惨な戦場を生き延びた精鋭ぞろいだったんだなと再認識した。2025/10/21

nyagoro koroyama

3
203高地を前に布陣した連隊内で次々に起きる不可思議な事象を、谷垣、菊田、宇佐美、尾形、月島の視点から追うミステリー短編集。 とはいっても、主役は常に鶴見中尉。頭部負傷により人格に影響が出る前から、彼の信念は狂気と一体であったことがわかる。 小説として読み応えはあるものの、原作ファンとしては、スピンオフとなった各キャラクターにもっと焦点を当て、バックグラウンドや新たなエピソードなどを原作者公認で深掘りして欲しかったが、原作を超える内容がないのは少し物足りないところ。2025/10/24

アケサト

3
日露戦争の中で起きた不思議な事件を、第七師団のキャラ達目線で語られていく物語。一つ一つのお話でそれぞれのキャラの良さが出ててめちゃくちゃ面白かった!でも当時の戦争の悲惨さが原作よりも具体的に描写されていて、金塊争奪戦が起きる前にこんなことがあったのかと思うと今更だけどみんなよく生き残ったな…と感じた。そこまで原作の内容が出てくることもなかったからゴールデンカムイに興味がある人はこの本から見てみるのも面白いかもしれない笑2025/10/24

弾む

0
面白かった。短編集といった感じで誰が語り手になっても漫画とそう違和感なくすいすい読めた。原作の空隙を埋めるようなノベライズはスピンオフの醍醐味だなと思う。今度は丸々1冊の中長編も読んでみたい。あと、初回特典のポストカードがとてもかっこいい。2025/11/01

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