出版社内容情報
鬼に両親を殺された幼いカナエとしのぶを助けた悲鳴嶼。
鬼殺隊に入り、両親の仇を討ちたいと熱望する二人に、親戚のもとで娘らしい暮らしを送ることこそが幸せだと諭すが、姉妹は頑として聞き入れない。
根負けした悲鳴嶼は二人にある試練を与える…。
他にも、蜜璃が恋心を封印してしまったり、お館様の命により柱全員で冨岡を笑わせようとしたり、不死川兄弟の絆の物語、
さらには善逸と伊之助が宇髄との柱稽古で温泉探しに挑むなど盛りだくさんの内容でお届け!
そして大人気「キメツ学園」小説版も帰ってきた!!
内容説明
鬼に両親を殺された幼いカナエとしのぶを助けた悲鳴嶼。鬼殺隊への入隊を希望する二人にある試練を与えるのだが…大人気「柱」の面々が登場する物語5編を大公開!さらに好評の「キメツ学園」小説版も再び収録!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
岡本
162
小説版第2弾。表題作の「片羽の蝶」など過去話は切ないエピソードが多いが本編では触れられなかった過去が読めるのは素直に嬉しい。尚、コミカルなストーリーとの温度差は凄い。漫画最終巻を読んでからノベライズを読んでいるので、連載中に読むのとは違う感覚が何とも不思議。次巻も続けて読もう。2021/01/13
nana
79
柱たちを背景にした一冊。細かい背景が分かって、ますます感情移入。みんな好きな登場人物ばかり、、。個人的には蜜璃と伊黒さんが好きだなー。2020/12/25
ゆきねこ
77
今回も30分くらいで読めました。相変わらず、家族、肉親の愛が濃く描かれ、ベタに感じるところもあります。最後の中高一貫☆キメツ学園物語が面白かった。登場人物の音痴ネタでグイグイ引っ張る。原作も、シリアスな場面だけだったらこんなにブームにならなかったでしょう。鬼滅の刃は、ユーモラスなギャグ部分が非常に大切なエッセンスだということがわかります。鬼滅の刃ブーム、小説でも熱く感じました。2021/01/04
桜咲
61
娘から借りて。鬼らしい鬼も出ない、ほっこりサイドストーリー。2020/11/08
あんこ
53
今回は柱の人たちの話が中心で、宇髄さんたくさん出てきたから嬉しかったし、柱同士の関係性が描かれててよかったです。2021/01/01
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- 和書
- かげろう 文春文庫