出版社内容情報
連載終了後の世界を描いた大人気ナルト秘伝小説全6冊に続き、満を持してイタチとサスケの真実の物語が小説で解禁! 天才とよばれたひとりの忍の栄光と挫折、そして決断の物語が真伝となって登場!
内容説明
うちはイタチ、四歳。戦争の地獄をその眼に焼きつけた少年は決断する。この世から一切の争いを無くす、と。サスケ誕生、友・シスイとの出会い、忍者学校、下忍、中忍、そして暗部。うちは一族初の火影の夢に向かって、イタチは栄光の道をひた走る。その先に闇が広がっているとも知らず…。
著者等紹介
岸本斉史[キシモトマサシ]
1974年11月8日生まれ。岡山県出身。’96年『カラクリ』でデビュー。’99年より週刊少年ジャンプにて『NARUTO‐ナルト‐』連載開始。15年にわたってジャンプのトップを走り続け少年漫画の金字塔として国内外で絶大な支持を得る
矢野隆[ヤノタカシ]
’08年『蛇衆』で小説すばる新人賞受賞。時代劇の名手として著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あかは
33
なんだか胸が痛くなるような話だった。平和のために努力する、純粋なイタチと、一族の恨みを晴らそうとするうちはの人々。なんで、イタチが暁にいたのかわかったような気がした。2020/10/24
かつやん
23
NARUTO好きで、イタチ好きには堪らない!! イタチの生い立ちが読めた。 光明編でstopです。本当に楽しみになったから 暗夜編は、あたためる事に決定!お楽しみは後で。 ..イタチも目指したのか..と思うと感動しました。 性格は違うけどナルトとイタチが重なたっす! 2016/04/29
いちろく
18
ナルトで好きなキャラクターは?と聞かれたら、うちはイタチ。性格が私の友人に似ている!と注目して原作を読み続け、物語の終盤まで主要な位置を占めたお気に入りキャラ。この本はイタチのスピンオフ小説の上巻、本編では語られなかった過去を描いた物語。JAMPノベルの性質上、美味しい所取りの印象は拭えないが、それでもイタチという忍を深く掘り下げる事に成功していて面白い。結末だけは、知っている。本編では、描かれなかった惨劇が下巻でどの様に提示されるのか?読者の一人として見届けたい。2015/11/19
いよ
8
本屋にて購入。サスケのお兄さん、イタチのお話です。アニメ化も決定していたので、アニメ始まる前に読んでしまおう!と。イタチの人生については漫画でも語られてましたが、イタチ側から見た人生が語られていて、ぐっと引き込まれながらすぐに読めました。久々のノベライズ作品だったので心配だったのですが、読みやすくてよかった。ナルトで一番好きなキャラだったので、裏側が見えた!というところもいいです。2016/02/05
霧間
7
イタチの異質さがよく分かる。天才的な才能の持ち主だけど、努力も怠らない。シスイとサスケと一緒にいる時の描写でホッとする。次巻は暗部に入ってからのイタチ。きっとあの夜の惨劇に至る過程が明かされると思うと、読むのが楽しみだけど、多分悲しくなるんだろうな。2015/10/12