出版社内容情報
音楽に愛され、音楽と共に生きてきた少年・伊調鋭一。無名の豪風高校を県大会金賞へと導いた、彼の入学前のエピソードが明らかに!? さらに、鳴苑はもちろん、天籟やソニ学のマル秘物語も収録の小説版第2弾!!
内容説明
音楽に愛され、音楽と共に生きてきた少年・伊調鋭一。無名の竹風高校を県大会金賞へと導いた、彼の入学前のエピソードが明らかに!?さらに、鳴苑はもちろん、天籟やソニ学のマル秘物語も収録の小説版第2弾!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
みく
15
好きな漫画の小説版2弾。 表紙が同時発売の漫画と繋がっていてかっこいい! 内容は軽めで読みやすく、どの話もクスッと笑えて面白かった。 特に美人教師の児玉先生のおやじキャラの掘り下げに笑えた。 もともとの漫画のファンとしては、題名の如くこういう「Interlude」は楽しませてもらえるし、発売してもらえるのがありがたい。 ただ、軽さがちょっと物足りないかな…。 少年誌からの派生なので軽めの小説になるのだろうけど、本編の漫画並みにガッツリ読ませるストーリーを入れてくれても良いのになぁ…とも思ってしまう。2015/06/05
ひろし
11
伊調君の話を読むと『奇跡のシンフォニー』という映画を思い出す。自分を取り巻く総てが音楽。それを肯定的に捉えれさえすれば、確かに世界の総ては君の味方だ。全体的に甘く、爽やかな話を並べて、最後はシューベルトの黒条魔王。やられた。2016/04/21
海宇未悠(うみゅみゅ☆)
7
サブキャラの掘り下げに満足できる1冊。キョクリス先輩と聖月ちゃんの話にニヨニヨし、弾くんと重松部長の話は、途中に挟まれる『かけがえのない友と出会えた事に歓喜する歌』に心が震え、楽しい話が続いた後の。伊調の感覚のズレを、一見軽快に描いた話に、違う意味で震えが来た。怖い。そしてラストは、ほんっと怖い。この、元剣道部の彼は、この後ちゃんと逃げ切れたのかな…。怖い。2015/06/06
うさぎ工房
6
前半は、すごくほっこりする話が多くて、聖月とキョクリス先輩の話とかすごく好き。というかあの2人好き。ただ、伊調くんの話から暗雲が立ち込め…最後の話はもう…軽いミステリー物読んでる気分になりました。話のタイトルが魔王なのも、もうね…。思わず引き込まれました。こんな話がノベライズで読めるとは思ってなくて驚いた。2015/07/05
天野 季和
5
漫画で追いかけていた作品のノベライズの2巻。今回はなんとなく、主人公の学校の仲間、というよりも他所の学校のライバルたちの話が多かったように思える。2016/06/15