出版社内容情報
忍界大戦の爪痕癒えぬ戦後、各地で大量の忍が失踪。消えた彼らの行く先を追うシカマルは、「誰にも解けない幻術」を使う男と、彼が企てる帝国の姿を見る! 「原作のその後」を描く秘伝小説プロジェクト第2弾!
内容説明
いつごろからだろうか「めんどーくせぇ」と言わなくなったのは…?忍界大戦から二年、木ノ葉の重要人物として、シカマルは日々を慌ただしく過ごしていた。ある日、各地から忍が大量失踪しているという報告が入る。サイも消えた。消えた忍の行く先は、謎の帝国『黙の国』…。忍として、大人として、背負うものを守るため、シカマルは新たな時代の影と戦うことになる。
著者等紹介
岸本斉史[キシモトマサシ]
1974年11月8日生まれ。岡山県出身。’96年『カラクリ』でデビュー
矢野隆[ヤノタカシ]
2008年、小説すばる新人賞を『蛇衆』で受賞。以来、時代劇の名手として多数作品を刊行。他に漫画の原作を担当など、活躍の場所を広げている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
1 ~ 1件/全1件
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あかは
42
シカマルらしい話。テマリがすごくいい!シカマルが任務を通して本来の自分を取り戻す話。2019/10/28
Akihiko @ VL
32
秘伝シリーズ第三作目。本作の主役は後に七代目火影の右腕となる奈良シカマル。危険な思想を持ち合わせる他国の頭領の暗殺を命じられたシカマルの任務を描く。暗殺とは即ち、相手の懐に入り、誰にも悟られずに標的の命を闇に葬る惨忍な行為だ。シカマルは優秀だが、心を殺して標的を殺害できる程、強い性格ではない。そのキャラクター性を上手く使って物語を描いている。また未来の伴侶となるテマリとの恋の始まりも描かれていてラストは微笑ましくなる内容に仕上がっている。2015/05/17
愛緒
22
友達から借りた本。NARUTOの秘伝としての小説版。NARUTOの中で1番好きだったら、シカマルが主人公のお話だったので、テンション上がりました(笑)読み終わった今、やっぱりシカマル好きだな〜としみじみ思ってます^^2015/08/31
くりこ
19
『カカシ秘伝』の後、カカシが火影になってからの物語。 テマリとの馴れ初めも含めて飄々としたキャラのシカマルの苦悩と葛藤に直接触れる事ができてシカマルの魅力がさらに深まる1冊でした。2015/08/13
かつやん
17
シカマルいいわー。カカシとダブルところがあるのです。 私もこんな性格だからこの二人が好きなのかもです。 1位カカシ 2位シカマル 3位デイダラ 4位ビー 5位ダルイ...こうすると共通するかも爆笑2015/06/02