出版社内容情報
話題の劇場版、完全小説化!!
正十字学園町は11年に一度の祝祭に沸いていた。その陰で、幽霊列車を討伐する任務についていた燐は、途中、ウサギの悪魔を助ける。その出会いが、「記憶」をめぐる物語のはじまりだった……。
内容説明
その日、正十字学園町には11年に一度の祝祭に沸いていた。その影で、祓魔師たちは弱った結界を修復する任務についていた。一方、暴走する「幽霊列車」を祓おうとしていた燐たちは少年の姿をした悪魔と出会う。それが“記憶”を巡る物語の始まりであった―。話題の劇場版を完全小説化。
著者等紹介
加藤和恵[カトウカズエ]
2000年に手塚賞を受賞しデビュー
矢島綾[ヤジマアヤ]
ジャンプ小説新人賞にて佳作を受賞、「天空をわたる花東国呼子弔忌談」でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ひめありす@灯れ松明の火
31
一冊目が雪ちゃんが頑張ったお休みの話、二冊目は燐が頑張ったお休みの日の話で、三冊目はそれぞれに頑張ったお休みの日の話でした。三冊続けて読んでいるけれど、原作崩壊もない安心のクオリティです。映画は見に行かなかったのですが、色彩がエキゾチックな感じできっと綺麗だったんだろうなあ、と思いました。リュウと悪魔、燐と悪魔のエピソード、そしてうさ麻呂と燐のエピソード。方法を間違えてしまっただけで、ちゃんと友達になれたはず、と思ったら少し切なくなりました。その悲しみは、同時にありったけの優しさと笑顔の記憶に、繋がってる2013/06/17
鏡香
5
アクションシーンの多い作品なので、小説では分かりにくいか・・・・!と思いましたがそれも映画を見れば大丈夫。この小説では、各キャラの心情が映画より深くまで書かれてたのですごく良かったです。映画と小説、どっちも見れば完璧ってことですね(笑)それにしても切なくていい話・・・・。2013/01/11
紅羽
4
劇場版を見た後、補完の意味も込めて購入してみました。やや駆け足なものの、各キャラクターの内面的な部分が描かれていてよりストーリーが深くなったと思います。ラストの何とも切ない余韻が今も胸に残ります。2013/10/26
眞墨
4
今日映画で泣かされて、その帰途途中で買いましたー。細かいところに見落としがないか、と、いくつか不明な点があったので。したらば…まーたーなーかーさーれーたーw 読みながらうさ麻呂の声を釘宮さん声で脳内再生してむっちゃ泣くw これ、映画観てから読んだら良いですよ。立ち位置がイマイチ把握できないままだったリュウさんの話もしっくりくるし、例の伝説が補強される。…またうさ麻呂に会いたいです…(グスッ)2013/01/30
秤
4
映画を見たのでおまけで買おうと思ったのがこの本でした。…買って正解です。各登場人物の考えてる事がよく分かりましたし、戦闘シーンは、読んでいても迫力がありましたので。 それに、リュウのオリジナルの話もありましたしね。…何で映画で取り入れなかったのか疑問です…・。なんにせよ、映画を見てない人も、見た人にもオススメです。2013/01/18
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