出版社内容情報
大人気コミックのクライマックスを小説化!
大人気の幕末医療ロマンのノベライズ第2作。物語中盤からクライマックスまでの主要エピソードをそれぞれの登場人物の視点から描き、コミックとは違った味わいが楽しめる。
内容説明
幕末の江戸に突然タイムスリップした現代の脳外科医・南方仁。悩み惑い悪戦苦闘しながら、多くの人々を救う仁の活躍。運命のいたずらか必然か、仁は「坂本龍馬暗殺」という歴史上の大事件に立ち会うことになる。中盤~クライマックスの主要エピソードを原作とは違った視点から小説化。
著者等紹介
村上もとか[ムラカミモトカ]
1972年WJでデビュー。「岳人列伝」(第6回講談社漫画賞)、「六三四の剣」(第29回小学館漫画賞)、「龍‐RON‐」(第2回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞)など代表作多数
日下部匠俊[クサカベマサトシ]
1964年生まれ。東京都出身(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
糜竺(びじく)
38
以前にテレビでやっていた私の好きだったドラマ「JIN-仁」。その原作は、元はマンガなのですが、それを小説化した作品で、その2巻目です。相変わらず良かったです。こ存じの方も多いと思いますが、幕末の江戸にタイムスリップした現代の医者の南方仁先生が、その時代で多くの人を救う作品です。特に後半の部分の、坂本龍馬との絡みはとてもハラハラドキドキしました。はたして、坂本龍馬は暗殺されてしまうのかどうか、未来を知っている仁先生がなんとか食い止めようと奮闘する所は、とても読みがいがありました。良作です。2016/01/01
kayako
0
☆☆2011/08/20
OHモリ
0
●早く結末=謎の解決を知りたい、いちいちコミックを図書館で借りるのも面倒なのでノベライズでいいじゃんと思ったけど・・・構成は「緒方純庵」「野風」「澤村田之助」「橘咲」「坂本龍馬」とそれぞれをテーマにストーリーが展開するものになっているけど、謎の解決に至ってない!省略されたエピソードも多いし、やっぱ絵から得られるイメージと比べると・・・ってこともあって結局地道に図書館でコミック版借りてます。 ○沖田総司「人を殺すなんて簡単なんだ。けれど・・・生き返らせるのは難しいよ」●佐久間象山については初めてしりました。2016/02/04
S@YOPECO
0
ドラマのほうが良かった…話が大筋過ぎて、ドラマや原作を知らない人が読んだら、いろいろと唐突過ぎてついていけないレベル。もう少し丁寧に書いて欲しかったかなぁ。2016/02/09
asajee
0
きっと、膨大な量の原作マンガをたった2冊の小説にまとめたのでしょう。大筋のストーリー、かなりおもしろかった。ドラマをもう一度観直したくなった。2013/06/11