集英社オレンジ文庫<br> 銀の海 金の大地〈11〉―氷室冴子セレクション

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集英社オレンジ文庫
銀の海 金の大地〈11〉―氷室冴子セレクション

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  • サイズ 文庫判/ページ数 352p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784086806701
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

佐保の女首長・大闇見戸売が死んだ。
佐保の人々は激しい嘆きにうち沈み、大闇見戸売の亡骸は、安置した殯屋と、その殯屋が起つ佐保山ごと焼き払われる。
一方、大闇見戸売の姉であり、真秀と真澄の母である御影の死は、人に知られることのほとんどない、あまりに淋しいものだった。
真秀と真澄は、御影が死の間際まで命がけで守ろうとした大闇見戸売とともに、彼女を弔おうとし……。
真秀は決心していた。母を見送った後、自分たちは佐保を立ち去り、兄妹ふたりだけで生きていくのだと。
だがその時、真澄が「最後に会って、話しておきたい人がいる」と言って、突然闇に翔り去ってしまい……!?

「滅びの子」の予言に翻弄され続ける真秀と佐保彦。その運命の行く末は?
真秀が最後に選び取った自らの行く道とは?

氷室冴子『銀の海 金の大地』<真秀の章>堂々完結!

本編のその後を綴った番外編『月がみていた』、『銀の海 金の大地 イラスト集』にのみ掲載された短編『羽衣の姫』も収録。

巻末解説:萩尾望都


【目次】

内容説明

佐保の女首長・大闇見戸売の喪儀が始まろうとしていた。真秀と真澄は、母の御影をともに弔おうとする。母を送った後、二人で佐保を立ち去ろうと心に決めて…。だが、その時真秀の前に佐保彦が現れて!?彼は何のために真秀を訪ったのか?真秀と佐保彦を巡る運命の行く末は?〈真秀の章〉堂々完結!その後を綴る番外編『月がみていた』『羽衣の姫』も収録。

著者等紹介

氷室冴子[ヒムロサエコ]
’57年北海道岩見沢市生まれ。’77年『さようならアルルカン』で第10回小説ジュニア青春小説新人賞佳作を受賞、作家デビュー。80年代から90年代にかけコバルト文庫の看板作家として活躍、一時代を築き上げる。2008年死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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