出版社内容情報
「軽妙でありながら、切ない。弾むようなストーリーに楽しく身を委ねつつ、いつしか生と死について真剣に思い巡らしていた」
三浦しをん感嘆……!
仕事が長続きしないことを買われ、廃業予定のシュウカツ会社に採用された山田香奈子。だが人材派遣かと思いきや、そこは「終活」会社で……。セミナーを任されるも受講生は訳アリ小学生や病み系ギャル含め3人。さらに人探しから植木の剪定、再雇用まで担当するはめに。しかし終活は生きるための準備だと気づき、山田は依頼人の本当の希望をくんだ終活を提案していく――
「ありがとう。これでようやく、オレの終活が始まる」
廃業予定の終活会社で繰り広げる、それぞれの旅支度の物語
【目次】
第一章 わたしのともだち
第二章 悔しいくらい綺麗だった
第三章 どうか見つけて
第四章 エンディングプランナーの備忘録
【目次】
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- 洋書
- Space Viking