出版社内容情報
人気の和風シンデレラ第8弾!
「望むなら、ずっと抱きしめてあげる」
虐げられていた真緒と、真緒を見初めた十織家の当主・終也。「十番様」という神を所有する「神在」の一族として、二人はどんな困難も乗り越えてきた。
そして今、同じ神在である一ノ瀬家の領地≪雨霧≫を訪れていた。一ノ瀬時雨に、亡びた神在たちの組織≪埋火の聲(うすみびのこえ)≫が起こした事件の報告をするためだった。
ちょうど一ノ瀬家は≪月下忌(げっかき)≫と呼ばれる神事の最中で、真緒たちは数日間、滞在することになるが…。ある夜、舞を披露するはずだった流嘉(るか)という少年が、大怪我した状態で発見される。その状況から終也が疑われ、捕らえられてしまい…!? 真緒は無実を証明しようとするが――。
【目次】
内容説明
真緒と終也は、一ノ瀬の領地《雨霧》を訪れていた。一ノ瀬時雨に、亡びた神在たちの組織《埋火の聲》が起こした事件の報告をするためだった。神事の最中ということで、数日間、滞在することになるが…。ある夜、舞を披露するはずだった少年が大怪我した状態で発見される。その状況から終也が疑われ、捕らえられてしまい…!?真緒は無実を証明しようとするが―。
著者等紹介
東堂燦[トウドウサン]
1月21日生まれ。新潟県出身。『薔薇に雨』で、2013年度ノベル大賞佳作受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
よっち
23
「埋火の聲」が起こした事件報告のため、同じ神在である一ノ瀬家の領地を訪れた終也と真緒。そこで起きた事件で終也が疑われ、捕らえられてしまう第8弾。一ノ瀬家はちょうど≪月下忌≫と呼ばれる神事の最中で、数日間滞在することになった真緒たち。しかしある夜、舞を披露するはずだった流嘉という少年が大怪我した状態で発見され、疑われて牢に閉じ込められてしまう終也。流嘉を巡る複雑な背後関係も明らかになっていきましたけど、亡びた神在たちの組織「埋火の聲」はこちらでも暗躍していて、終也を信じる真緒の覚悟と優しさが印象的でしたね。2025/07/22
栗山いなり
8
一ノ瀬の領地を訪れた真緒と終也の身に起こる事件を描いた和風ファンタジーシリーズ第8巻。相変わらず真緒の心情が危うさを秘めててハラハラしたのと前巻から出てきたいわゆる敵組織が不気味な気がした。次の巻で直接対決っぽいけどどうなるんかね?2025/08/17
NyankoroA
3
真緒と終也が心から信頼し合ってるのが分かって尊い。真緒が機織りのための手を傷つけられても、それでも価値のある自分なんだと信じられるようになってよかった。終也の愛が深いよね。真緒の綺麗事も、折れない姿勢も好き。2025/09/28
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