集英社オレンジ文庫<br> 銀の海 金の大地〈6〉―氷室冴子セレクション

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集英社オレンジ文庫
銀の海 金の大地〈6〉―氷室冴子セレクション

  • 氷室 冴子【著】
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  • 集英社(2025/06発売)
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  • サイズ 文庫判/ページ数 256p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784086806343
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

何者かの「請負」によって波美王の手で攫われ、拘束された真秀。
誰が、何のために自分を攫わせたのか。依頼主の目的がわからず混乱する真秀の前に、依頼主の妹・小由流が現われ真秀をかばいつつ、佐保彦が早急に息長を去れば真秀の命は守られること、そして佐保彦は真秀を救ってくれるに違いない――と慰めの言葉をかける。

だが、佐保彦は自分を愛してなどいない。それどころか憎んでいる。
誰にも頼らず己の力で事態を切り抜けようとする真秀は、囚われの館から必死に逃げ出そうとするが、小由流とともにある墳墓の中に閉じこめられてしまう。
閉じられた空間の中で互いを励まし合いながら、真秀と小由流は少しずつ友情を育んでいくのだが……。

一方、息長では、美知主の数ある娘の中でもっとも美しいとされ、佐保彦と妻合わせるために呼ばれたといわれる歌凝姫が須久泥王と再会していた。かつて恋人同士だった二人の胸に去来するものは・・・?

命とは、恋とは。
いくつもの思いが交錯するなか、佐保一族を利用しようとする大和豪族たちの駆け引きが、さらに激化し――。

加速する物語はついに後半戦へーー!
真秀の生きる力が爆発するーーー!

巻末解説:高瀬隼子


【目次】

内容説明

波美王の手で攫われ、何者かに拘束された真秀。誰が、何のために自分を攫わせたのか。目的がわからぬまま必死に逃げ出そうとする真秀だったが、依頼主の妹・小由流とともに墳墓の中に閉じこめられてしまう。互いを励まし合いながら、少しずつ友情を育んでいく真秀と小由流。その背後では、佐保一族を利用しようとする大和豪族たちの駆け引きが激化していた―

著者等紹介

氷室冴子[ヒムロサエコ]
’57年北海道岩見沢市生まれ。’77年『さようならアルルカン』で第10回小説ジュニア青春小説新人賞佳作を受賞、作家デビュー。80年代から90年代にかけコバルト文庫の看板作家として活躍、一時代を築き上げる。2008年死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ぐうぐう

24
「兄に頼り、兄に頼らせているかぎり、おまえらはふたりでひとりだ。たがいに呪縛をかけあっているようなものだ」そのような宿命に抗おうとする真秀に、いくつもの陰謀が襲い掛かる。それは、常識や偏見といった社会に蔓延する圧力と似ている。真秀の戦いは、そのようにカテゴライズしようとする力との戦いなのだ。余談をひとつ。今巻を葛城にあるスタバで読了したのだけど、こういう臨場感もまた、古代の地に住む者の特権に違いない。2025/07/03

よっち

20
何者かの「請負」によって波美王の手で攫われ、拘束された真秀。依頼主の目的がわからず混乱する真秀の前に、依頼主の妹・小由流が現われる第6弾。真秀をかばいつつ、佐保彦が早急に息長を去れば真秀の命は守られることを告げる小由流。逃亡に失敗して共に墳墓の中に閉じ込められてしまった2人が友情を育む一方、かつて恋人同士だった美知主の娘・歌凝姫が須久泥王と再会する展開で、佐保一族を利用しようとする大和豪族たちの駆け引きでいくつもの想いが交錯する中、数奇な運命に翻弄され続けながらも決して諦めない真秀の強さが印象的でしたね。2025/06/20

歩月るな

11
真秀の生粋の強さが発揮される真っすぐな、しかし転換点の第六巻。されわれた先での脱出劇、読者の視点はある意味で波美王と同じ立場となる点で、真秀の知らない事も読者は判っている状況でありながら、同時に与えられた情報が本当なのかどうか判らない、ミスリードが不安を煽って来る展開が見事。「そうでしょう、叔父上」には驚かされた。別筋の話が一つに繋がっていくのが心地よく、しかしそれを描く状況は更に重く心苦しい。裏切ってやる、なんとも形容しがたい。そして血塗れの真秀を見ても、引かずに側にいてくれる小由流、死なせるものか。2025/07/17

栗山いなり

7
真秀の身に起こる波乱を描いた古代和風ファンタジー小説シリーズ第6巻。相変わらずふわふわした読み心地ではあるが真秀の中に秘められた力が目覚めるのを感じたしようやく物語が大きく動きそうだというのを感じる巻だった2025/07/13

mikky

6
今月ももちろん読みました。 この巻で、いよいよわたしが記憶している真秀に会えた気がする。自分の人生は自分で切り開くしかないと前を向いた真秀。30年前、わたしもこうでありたいと憧れた真秀だった。めちゃくちゃカッコ良かった。 2025/06/23

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