集英社オレンジ文庫<br> 銀の海 金の大地〈1〉―氷室冴子セレクション

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集英社オレンジ文庫
銀の海 金の大地〈1〉―氷室冴子セレクション

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  • サイズ 文庫判/ページ数 272p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784086806008
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

『なんて素敵にジャパネスク』などで一世を風靡し、多くの読者たちを魅了した氷室冴子。その90年代初頭にヒットした伝説の大河シリーズ『銀の海 金の大地』(【真秀の章】全11巻)を復刊!
カバーイラストは、コバルト文庫版で装画を担当した飯田晴子による描きおろし。
巻末には氷室冴子ゆかりの作家・文筆家たちによる解説が収録される。

舞台は大和王権が成立してまもない古代日本、湖(ウミ)の国・淡海(おうみ)。14歳少女・真秀(まほ)は、複雑な生い立ちゆえ疎外されていたが、病で寝たきりの母と、目も耳も不自由だが不思議な霊力をもつ兄とともに気丈に生きていた。やがて彼女は自身に流れる巫王の一族「佐保」の血のため、時代の争乱に巻き込まれていくのだが――!?

「古事記」を愛した氷室冴子が全力をかけて綴った、息もつかせぬ怒濤の物語を再び――!!

巻末解説:嵯峨景子

内容説明

舞台は古代日本―湖の国・淡海。14歳の少女・真秀は、複雑な生い立ちのため人々から疎外されながらも、病で寝たきりの母・御影と、目も耳も不自由だが不思議な霊力をもつ兄・真澄とともに気丈に生きていた。ある日、真秀は母の病にきく薬をもらうため丹波行きの船に乗るのだが。「古事記」を愛した氷室冴子が手加減なしで書いた、超弩級のエンターテインメント小説!

著者等紹介

氷室冴子[ヒムロサエコ]
’57年北海道岩見沢市生まれ。’77年『さようならアルルカン』で第10回小説ジュニア青春小説新人賞佳作を受賞、作家デビュー。80年代から90年代にかけコバルト文庫の看板作家として活躍、一時代を築き上げる。2008年死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

海猫

74
「銀の海 金の大地」は面白いらしい、というようなことは昔、情報として知っていたが私はコバルト文庫をあまり読んでこなかったので手に取る機会がなかった。オレンジ文庫の復刊を機会に読んでみる。あとがきによるとアオリは古代転生ファンタジーだそうだが、1巻の時点では転生要素がまだわからない。作品のベースは古事記らしい。私は昨年に福永武彦による現代語訳古事記を読んだので世界観が掴みやすかった。文章が端正で少女小説特有の雰囲気も良い。ただし、ストーリーの面白さはこれからというところでこの巻は終わってしまった。次巻待ち。2025/02/17

ぐうぐう

27
待望の復刊と言っていいだろう。初期作品が単行本化されたり、研究本が出たりと、氷室冴子再評価の機運が高まる中、最後の長編小説であり未完となった『銀の海 金の大地』がオレンジ文庫から刊行スタートされるというのだから。個人的には後悔の残る作品だった。というのも、氷室冴子ファンを自称していながら、当時ファンタジーに苦手意識があったせいで、手が伸びずにいた。そうこうしているうちに連載が中断、未完のまま作者の早逝、やがて入手困難になってしまっていて、読みたくても読めない状態が続いていたのだ。(つづく)2025/02/07

よっち

24
大和王権が成立してまもない古代日本、湖の国・淡海。複雑な生い立ちゆえ疎外されていた14歳少女・真秀を主人公とした古代和風ファンタジー。病で寝たきりの母と、目も耳も不自由だが不思議な霊力をもつ兄とともに気丈に生きていた真秀が、自身に流れる巫王の一族「佐保」の血のため、時代の争乱に巻き込まれていく展開で、久しぶりすぎてこんな感じだったかなと思いながら読んでいましたが、出自次第で扱いが変わる時代に、良くも悪くもそれに翻弄されてゆく真秀がこれからどう生きていくのかまだまだ先は長そうですが続巻を楽しみにしています。2025/01/20

歩月るな

7
惹句に引き寄せられた新規読者です。あの時代の読み物、という肌触りはもちろんあるんだけど、同時代の少女たちを次の時代へ送り出した、そういう立ち位置もあるのかもしれない引力は確かに感じるし、解説の通り事実そうらしい。さて、古き時代の何がどうなってしまうのか分らないけれど、真秀さんはこれから戦いに身を投じていく事になるようなので、活劇を期待して進めていこう。多分、今の時点で思っているよりハードになりそうで。楽しみだけど不安もあるなぁ、何も知らないからですね。でも優しきあとがきに触れ、何も解らんままでもおkおk。2025/03/22

キテル

7
いっやふぅ‼(歓喜)復刊でまた読めるとは!長生きしてみるもんだ。昔の記憶のままでも結構ルビ無しで読めるもんだと、当時どれだけ夢中になって読んだか再認識する。憧れた「運命にあらがう少女」の姿は、あまりにも頑なで、稚く哀れにも思える。きっと真秀や、当時の自分ほどにエネルギーが残っていないからなんだろう。小学生の頃は赤川次郎や折原一にハマってお年頃にはコバルト文庫にどっぷりで、そのコバルト文庫期=思春期に読んだものを更年期に読み返す、子供だましの物語ではないからこその贅沢。マンガ家まりなシリーズも読みたいな。 2025/03/03

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