出版社内容情報
『なんて素敵にジャパネスク』などで一世を風靡し、多くの読者たちを魅了した氷室冴子。その90年代初頭にヒットした伝説の大河シリーズ『銀の海 金の大地』(【真秀の章】全11巻)を復刊!
カバーイラストは、コバルト文庫版で装画を担当した飯田晴子による描きおろし。
巻末には氷室冴子ゆかりの作家・文筆家たちによる解説が収録される。
舞台は大和王権が成立してまもない古代日本、湖(ウミ)の国・淡海(おうみ)。14歳少女・真秀(まほ)は、複雑な生い立ちゆえ疎外されていたが、病で寝たきりの母と、目も耳も不自由だが不思議な霊力をもつ兄とともに気丈に生きていた。やがて彼女は自身に流れる巫王の一族「佐保」の血のため、時代の争乱に巻き込まれていくのだが――!?
「古事記」を愛した氷室冴子が全力をかけて綴った、息もつかせぬ怒濤の物語を再び――!!
巻末解説:嵯峨景子
内容説明
舞台は古代日本―湖の国・淡海。14歳の少女・真秀は、複雑な生い立ちのため人々から疎外されながらも、病で寝たきりの母・御影と、目も耳も不自由だが不思議な霊力をもつ兄・真澄とともに気丈に生きていた。ある日、真秀は母の病にきく薬をもらうため丹波行きの船に乗るのだが。「古事記」を愛した氷室冴子が手加減なしで書いた、超弩級のエンターテインメント小説!
著者等紹介
氷室冴子[ヒムロサエコ]
’57年北海道岩見沢市生まれ。’77年『さようならアルルカン』で第10回小説ジュニア青春小説新人賞佳作を受賞、作家デビュー。80年代から90年代にかけコバルト文庫の看板作家として活躍、一時代を築き上げる。2008年死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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