集英社オレンジ文庫<br> もののけ寺の白菊丸

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集英社オレンジ文庫
もののけ寺の白菊丸

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  • サイズ 文庫判/ページ数 240p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784086805339
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

数えで12歳となった白菊丸は、今日、母と離れ寺へと入る。さる貴き方の落胤である白菊丸は寺で修業し、ゆくゆくは僧侶となるのだ。あふれそうになる涙をこらえ、大和の国にある勿径寺の近くまで来たところで、牛車を盗賊に囲まれてしまった白菊丸。それを助けに現れたのは、寺の和尚と従者の大童子だった。ふたりはたちまちの内に盗賊たちを追い払うと、白菊丸を寺へと迎え入れてくれた。そうして始まった寺での日々。同じように預けられている稚児たちと一緒に学び、幅広い教養を身に着けていく白菊丸だが、ある日、数人の先輩稚児たちに声をかけられた。曰く、勿径寺の宝蔵には力ある物の怪たちの骸が封印されている。新しく寺に入った者は、胆力を鍛えるため、夜中にひとりでその宝蔵に行かなければならない、と。新人いびりとも知らず、その夜白菊丸が宝蔵を訪れると、そこには白い毛皮をまとった大きな獣の姿をした物の怪がいて……? 稚児たちがつぎつぎと物の怪騒動に巻き込まれるなか、和尚の定心にも何やら隠し事があるようで……?

内容説明

12歳となった白菊丸は、今日、寺へと入る。さる貴き方の落胤である白菊丸は、ゆくゆくは僧侶となるのだ。涙をこらえ出発すると、寺の近くまで来たところで山賊に襲われかかる。窮地を救ったのは、不思議な雰囲気を漂わせた勿径寺の和尚だった。寺の稚児たちは白菊丸に、勿径寺の宝蔵には古来より、力ある物の怪たちの骸が封じられていると言うのだが…?

著者等紹介

瀬川貴次[セガワタカツグ]
1991年『闇に歌えば』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

のこ🐈

65
購入から1カ月近く経ってやっと読了。白菊と千手の距離が徐々に近づきつつあることにちょっとワクワク。和尚さんも大童子も正体が気になるところですが(どちらも只者じゃないはず)、意外や白菊のお世話係の小僧さんのキャラが良くて、この子のことももっと知りたいなぁと思ってしまいました。1巻完結かと思っていたら続き物のようで、次巻がとても楽しみです。しかし、さすがの千手ももふもふの子猫の魅力には抗えないみたい?なんとも微笑ましかったです。2024/01/10

はつばあば

52
読み友さんの「これ大好きです」にノッた私。 帝の御落胤故隠されて育てられてきた白菊丸。素直に育っているから肝試しとして入り込んだ宝蔵で出会ったもののけ「たまずさ」と懇意になる。破天荒な定心和尚や稚児仲間とのこれからが早く読みたい。帝の正妻の恐ろしさは我が子可愛さのあまりだろうが・・もののけより「猫と眼鏡」の神鳴の母親と同じくらい怖いものがある 2024/04/03

ぽろん

30
ご落胤の白菊丸が、天真爛漫、可愛いなあ。物の怪のたまずさにも気にいられて、生命の危険も何のその。勿径寺の和尚も法力が高くて頼もしい。次巻も楽しみです。2025/02/26

よっしー

29
瀬川さんの新シリーズ、やっと読みました。親元を離れ、寺で稚児として過ごすことになった白菊丸。どこまでも純粋で真っ直ぐな上、自分の出自が明らかとなったのにそこに頓着することも無い。そりゃ、妖であるたまずさがなんだかんだと気にするのも納得です。千手丸の我関せずのようでめっちゃ気にしてる所も微笑ましいです。何より、千手丸の作った壁を容赦なくぶち破って関わろうとする白菊丸とのやり取りに笑ってしまいます。この先の展開も楽しくなってきそうなので…続編が楽しみです。2025/02/05

たち

28
白菊丸がとにかく素直でかわいいです。不幸な生い立ちではあるのですが、卑屈なところは微塵もなく、もののけだってほっとけないと思います。これは続きが楽しみですね。 2024/01/10

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